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なでしこV導いた外国人監督の言葉にネット沸騰「痺れるコメントよね」 悪戯っぽくニヤリ「名将や!」

サッカー女子の国際大会「シービリーブス杯」の最終戦が26日(日本時間27日)に米カリフォルニア州サンディエゴで行われ、女子日本代表(なでしこジャパン)は米国を2-1で破り、初優勝を飾った。デンマーク人のニルス・ニールセン監督の初陣での快挙。試合後の指揮官の発言は、日本人ファンから「そのマインドだよなぁ」「なかなか痺れるコメントよね」など話題となっている。

シービリーブス杯で優勝し歓喜するなでしこジャパンのニールセン監督【写真:Getty Images】
シービリーブス杯で優勝し歓喜するなでしこジャパンのニールセン監督【写真:Getty Images】

シービリーブスカップで日本が初優勝

 サッカー女子の国際大会「シービリーブス杯」の最終戦が26日(日本時間27日)に米カリフォルニア州サンディエゴで行われ、女子日本代表(なでしこジャパン)は米国を2-1で破り、初優勝を飾った。デンマーク人のニルス・ニールセン監督の初陣での快挙。試合後の指揮官の発言は、日本人ファンから「そのマインドだよなぁ」「なかなか痺れるコメントよね」など話題となっている。

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 新生なでしこが輝きを放った。前半2分に籾木結花の電光石火の先制弾でリードしたなでしこ。同14分に同点に追いつかれたものの、後半5分に長谷川唯の直接FKを相手GKが弾いたところを、後半から投入された19歳のDF古賀塔子がゴールに流し込んだ。そのまま試合終了。指揮官はすぐに相手監督に歩み寄り、固く握手を交わした。

 中継した「ABEMA」の試合後インタビューに答えたニールセン監督は「本当に勇敢に戦ってくれました。チームとしてまとまって戦ってくれた。そこがやっぱり良かったと思いますし、怖がらずにパスを回してくれた。そういったところでチームの努力が実ったと思う」と選手を誉めたたえた。

 指揮官の顔に悪戯っぽい笑みが宿ったのは、強豪アメリカ撃破について水を向けられた時だ。「私にとってアメリカを倒すことは初めてではない」とキッパリと断言。「アメリカのように勝者のメンタリティーに溢れているチームを倒すことは日本が目指している所だし、そこは今日は上回れたと思う」と自信を漲らせた。

 なでしこジャパン初の外国人指揮官となったニールセン監督は母国デンマーク代表を率いて、17年の欧州選手権で準優勝。スイスでも代表チームを率いると、昨年までは英マンチェスター・シティ女子チームのテクニカルダイレクターを務めていた。

「本当にこれからもっともっと素晴らしいチームを作っていきたい」と締めた指揮官の、勝者の余裕を感じさせる語りぶりに感銘を受けたファンは多かったようで、SNS上には称賛の声が相次いだ。

「そのマインドだよなぁ」
「ニールセン監督『私にとってアメリカに勝つのは初めてじゃないんですけど』wwww」
「なかなか痺れるコメントよね」
「やっぱりサッカーは監督で変わりますね!」
「自分達のポテンシャルを信じろ、どの国も恐れる必要はないということなんだろう」
「ニルス監督名将や!やったぜ!」
「勝者のメンタリティー…なでしこは、いい監督を迎えたなぁ」

 2016年から始まったシービリーブス杯。米国を含めた4か国が毎年参加し、日本は2023年大会の準優勝が最高成績だった。世界ランキング1位の米国の壁を崩し、今後に弾みをつける結果となった。

(THE ANSWER編集部)

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