谷川萌々子に海外も衝撃

　なでしこジャパン（サッカー女子日本代表）の19歳MF・谷川萌々子（バイエルン・ミュンヘン）が決めたスーパーゴールに、国内外で衝撃が広がっている。23日（日本時間24日）、米アリゾナ州で行われた「シービリーブス杯」のコロンビア戦。試合開始わずか18秒のゴラッソに、試合を中継した実況席からも驚きの声が即座に上がった。

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　4-1で快勝したコロンビア戦。谷川が開始早々にスタジアムを沸かせた。中盤でボールを奪うと、中央左の遠い位置から狙った。利き足とは逆の左足だったが、ゴール右隅に突き刺さるスーパーゴールに。キックオフからわずか18秒、しかも約30メートルの位置から異次元の一撃。相手は呆然とするしかなかった。

　米国で試合を中継したストリーミング「max」の放送席では「オーマイグッネス！」と実況が驚きの声を上げ、「モモコ・タニカワの夢のようなシュート！　金色に輝く一撃！」と絶賛した。解説の元コロンビア女子代表メリッサ・オルティスさんも「なんて素晴らしいゴールでしょう。キックオフ直後です。日本がボールを前に展開すると、（コロンビア）はクリアできませんでした」と伝えた。

　日本で試合を中継したABEMAの実況席でも、解説を務めた元日本代表の岩渕真奈さんが「笑っちゃいますね」と思わず脱帽。「彼女の良さですよね、思い切りの良さ。左右両足蹴れる。素晴らしいですね。ゲームの世界のような。目が覚めました」と称えていた。

　谷川は、ドイツ女子ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンに所属する19歳。現地時間12日の国内カップ戦（女子DFBポカール）準々決勝フランクフルト戦でも左足でミドルシュートを決めるなど、今話題沸騰中の選手の1人だ。