フォーエバーヤング、サウジC制覇で15億円獲得 「ウマ娘」藤田晋さんはシンエンペラーでもV、日本馬ワンツーも…異国で4連勝の躍進
海外競馬の世界最高賞金レース・G1サウジカップ(ダート1800メートル)が22日(日本時間23日)にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われ、日本から参戦したフォーエバーヤング(牡4・矢作)が快勝し、海外G1初制覇を果たした。1着賞金1000万米ドル(約15億7000万円)を獲得。管理する矢作芳人調教師は2023年のパンサラッサ以来となる同レース2勝目、鞍上の坂井瑠星騎手にとっても初の海外G1タイトル獲得となった。

世界最高賞金レースG1サウジカップ
海外競馬の世界最高賞金レース・G1サウジカップ(ダート1800メートル)が22日(日本時間23日)にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われ、日本から参戦したフォーエバーヤング(牡4・矢作)が快勝し、海外G1初制覇を果たした。1着賞金1000万米ドル(約15億7000万円)を獲得。管理する矢作芳人調教師は2023年のパンサラッサ以来となる同レース2勝目、鞍上の坂井瑠星騎手にとっても初の海外G1タイトル獲得となった。馬主は「ウマ娘」で知られるCygamesの親会社サイバーエージェントで代表取締役社長を務める藤田晋さん。
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フォーエバーヤングがロマンチックウォリアーの壮絶な叩き合いを制した後方で、ウシュバテソーロが直線追い込んで3着。一旦、3番手に上がっていたウィルソンテソーロが4着。ラムジェットは6着に入った。
この日、G2ネオムターフカップでは藤田さんが馬主のシンエンペラーが逃げ切り勝ちを収め、G2・1351ターフスプリントでは2023年の阪神JFを制したアスコリピチェーノが差し切り勝ち。2着はウインマーベルで日本馬ワンツーとなった。G2レッドシーターフハンデキャップでは昨年の菊花賞5着のビザンチンドリームが勝利。メインのフォーエバーヤングも勝ち、日本勢は4連勝という活躍ぶりだった。
フォーエバーヤングは、2023年のJpn1全日本2歳優駿を制し、昨年同地で行われたサウジダービーで優勝。続くUAEダービーも勝ち、ケンタッキーダービーでは日本馬歴代最高着順となる3着に健闘した。秋は大井のG1ジャパンダートクラシックを勝った後に、ブリーダーズカップ・クラシックで3着と善戦。暮れの大一番・G1東京大賞典を制した。父リアルスティール、母フォエヴァーダーリング、母父コングラッツという血統。栗東・矢作芳人厩舎所属。
(THE ANSWER編集部)
