「あれ、ルメールと川田は?」 フェブラリーS枠順だけでない“異変”に疑問の声「時差とか…」
中央競馬の今年最初のG1レース、フェブラリーステークス(23日、東京競馬場、ダート1600メートル)の枠順が21日、確定した。上位人気が予想される有力馬の明暗が分かれた格好だが、さらに“異変”に気づいたライトなファンも。ネット上では「あれ、ルメールと川田は?」「常連騎手いないな」といった声が上がっている。

G1フェブラリーS枠順確定
中央競馬の今年最初のG1レース、フェブラリーステークス(23日、東京競馬場、ダート1600メートル)の枠順が21日、確定した。上位人気が予想される有力馬の明暗が分かれた格好だが、さらに“異変”に気づいたライトなファンも。ネット上では「あれ、ルメールと川田は?」「常連騎手いないな」といった声が上がっている。
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昨年のG3武蔵野Sでマイルを克服し、ダート戦では連対率100%のエンペラーワケア(牡5・杉山晴)は最内の1枠1番、これを昨年の欅Sで破り前走のG3根岸Sで重賞初制覇を飾ったコスタノヴァ(牡5、木村)は5枠9番となった。上位人気が予想される2頭はともに乗り替わり。エンペラーワケアは川田将雅騎手から横山武史騎手にスイッチ。その横山騎手で前走快勝のコスタノヴァは短期免許で来日中の女性騎手、レイチェル・キング騎手が手綱をとる。
コスタノヴァはもともとクリストフ・ルメール騎手のお手馬で、前走の横山騎手は“代打”。今回もルメール騎手は騎乗しない。今週は22日(日本時間23日)に世界最高賞金レースのG1サウジカップを含め、サウジアラビアで行われる各種競走に日本から有力馬が多数出走。それに伴い、トップジョッキーたちも出張している。武豊騎手のお手馬・サンライズジパング(牡4・音無)も今回は幸英明騎手に乗り替わり。現在、JRAリーディング2位の坂井瑠星騎手もフォーエバーヤングに騎乗のため不在だ。
賢明な競馬ファンにとっては周知の事実だが、今年の初G1ということで注目するライト層からすればビックリのようで、ネット上では「あれ、ルメールと川田は?」「武さんいないの」「常連騎手いないな」「キングさんは金曜日にサウジで乗って帰国してフェブラリーって、時差とかいろいろ大丈夫なのかな」といった声が上がっている。
一方、連覇を狙うペプチドナイル(牡7・武英)は昨年も手綱をとった藤岡佑介騎手、同2着のガイアフォース(牡6・杉山晴)も主戦の長岡禎仁騎手が騎乗。強い4歳世代の代表格とされるミッキーファイト(牡4・田中博)も戸崎圭太騎手が継続騎乗で、この点でも枠順同様に明暗が分かれた格好だ。
(THE ANSWER編集部)
