村田諒太、“疑惑の判定”から再出発 現役続行表明「悔しさが日に日に大きく」
ボクシングの12年ロンドン五輪ミドル級金メダリストで、WBA同級2位・村田諒太(帝拳)が8日、現役続行を表明した。自身のFacebookを更新し、「正式に現役続行させていただきます」と投稿。ベルト奪取を目標に立てた上で「夢のような夢」である大舞台を目指すと宣言した。
「夢のような夢」へ…Facebookで胸中吐露「ラスベガスの大舞台目指して」
ボクシングの12年ロンドン五輪ミドル級金メダリストで、WBA同級2位・村田諒太(帝拳)が8日、現役続行を表明した。自身のFacebookを更新し、「正式に現役続行させていただきます」と投稿。ベルト奪取を目標に立てた上で「夢のような夢」である大舞台を目指すと宣言した。
村田は「今日から練習再開しました!」と記し、「正式に現役続行させていただきます」と宣言。報道陣への練習公開日に発表となったが「公に練習再開が今日なだけで、実はトレーニングは欠かしていませんでしたが。笑」とつづった。
きっかけとなったのは、やはり“あの敗戦”が大きかったようだ。5月20日のアッサン・エンダム(フランス)との同級王座決定戦で不可解な判定により、1-2で敗戦。WBC会長が謝罪し、2人に再戦を求めるなど、異例の事態となっていた。
「ベルトを獲れなかったという悔しさが日に日に大きくなっています」と胸中を明かした上で、誓いを立てた。
「必ずやベルトを獲り、夢のような夢でしかなかったラスベガスの大舞台目指して頑張ります!」
悲願のベルト奪取を宣言した村田。「引き続き応援いただければ幸いです。よろしくお願いいたします」とファンに呼びかけた。再びリングで雄姿が見られることは、ファンにとってもうれしいニュースとなった。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer