374億円不良債権レンドンの「エ軍キャリアは終了」 またも長期離脱で米敏腕記者が指摘「驚きない」
米大リーグ・エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手が、またも長期離脱することになった。左股関節を手術する予定。MLB公式サイトなどが伝えた。米敏腕記者は「エンゼルスでのキャリアの終わり」と指摘している。

左股関節手術のため長期離脱
米大リーグ・エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手が、またも長期離脱することになった。左股関節を手術する予定。MLB公式サイトなどが伝えた。米敏腕記者は「エンゼルスでのキャリアの終わり」と指摘している。
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MLB公式サイトは、ペリー・ミナシアン球団GMの談話として、レンドンが長期離脱する見込みだと伝えた。レンドンは2019年オフにナショナルズからFAに。エンゼルスと7年総額2億4500万ドル(約374億円)の巨大契約を結び、今季が6年目。エンゼルスでの最多出場は2021年の58試合に留まり、米メディアなどから「不良債権」と揶揄されていた。
米野球専門ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」公式YouTubeチャンネルは、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」の敏腕記者ケン・ローゼンタール氏が出演した動画を公開。レンドンについて話が及ぶと、ローゼンタール氏は「エンゼルスは驚いていない。レンドンに主要な役割を担わせるつもりでチームを作っていない」とし、このように語った。
「彼らは最近ヨアン・モンカダを獲得したが、球団は彼が三塁手を務めると予想しているだろう。レンドンについてみんながジョークを言うことはできるが、選手が負傷するのは誰も見たくない。彼はその意味で非常に不運だ。エンゼルスとレンドンについて少しでも知識のある人なら、このニュースを見ても驚かないだろう。これがエンゼルスでのキャリアの終わりだと思う。いずれにせよ今季中の復帰は無さそうだからね」
エンゼルスは昨季、球団ワーストを更新する99敗で地区最下位に沈んだ。MLB公式サイトによると、ロン・ワシントン監督は手術が決まったレンドンに電話したものの返事はなかったそうで「これは痛手。私はレンドンを信じている」と復帰への希望を捨てていないようだ。
(THE ANSWER編集部)
