Gリーグ敵地スカイホークス戦

　米プロバスケットボール（NBA）のペイサーズ下部組織Gリーグ・マッドアンツに所属する富永啓生が10日（日本時間11日）の敵地スカイホークス戦で魅せた。第4クォーター（Q）に3本の3ポイントシュート（3P）を立て続けに成功。チーム公式XだけでなくGリーグ公式Xも「3本の3Pを叩き込む」「日本のセンセーションが9得点を記録」などとつづって動画を公開した。

　残り8分41秒から第4Qのコートに立った富永。100-119とリードされた残り3分8秒、コート中央やや左の位置から“ディープスリー”を決めると、そこからが真骨頂発揮の時間だった。残り1分18秒で左の角度から再びディープスリーを成功。残り58秒で再び同じような位置から3Pを決めきった。成功率は100％。わずか130秒間での3連続3Pに場内は沸いた。

　インディアナ・マッドアンツ公式Xは「3Pラインの手前から3-3　ケイセイ・トミナガ第4Qの終盤に3本の3Pを叩き込む」とつづって動画を公開。さらにGリーグ公式Xも「深いところからケイセイ・トミナガ！　日本のセンセーションが3Pラインの外側から3本中3本で9得点を記録した」との文面で衝撃のプレーを紹介した。試合は113-121で敗れたものの、終盤に見せ場を作った富永に注目が集まった形だ。