強すぎ“575億円軍団”ドジャースに米紙早くも脱帽「2つに分けてもWS」「他球団の望み断ち切る」
昨季ワールドシリーズ優勝を果たした米大リーグ・ドジャースは、連覇に向けて補強も着々と進めている。米紙「USAトゥデイ」は、ストーブリーグの勝者に選出。「すべてのライバルの望みを断ち切ろうとしている」と他球団にとっては脅威でしかないと報じている。

ドジャースは開幕に向けて積極補強
昨季ワールドシリーズ優勝を果たした米大リーグ・ドジャースは、連覇に向けて補強も着々と進めている。米紙「USAトゥデイ」は、ストーブリーグの勝者に選出。「すべてのライバルの望みを断ち切ろうとしている」と他球団にとっては脅威でしかないと報じている。
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同紙はボブ・ナイチンゲール記者の署名記事を掲載。ドジャースについては「セクシーなスター選手の数々と、3億8000万ドル(約575億5400万円)の巨額の総年俸、そしてチームを2つに分けてもワールドシリーズで互いに対戦することができる程の才能が集まっており、すべてのライバルの望みを断ち切ろうとしている」とその層の厚さを伝えている。
昨季は大谷翔平が54本塁打、59盗塁で史上初の「50-50」を達成。山本由伸も先発陣に加わった。フリーマン、ベッツらスター選手を抱えて世界一に輝いたが、サイ・ヤング賞2度の左腕ブレイク・スネル、佐々木朗希らを獲得。補強の手を緩めなかった。同紙は佐々木を「おそらく日本史上最高の若手投手」と表現している。
大谷とフリーマンは故障を抱えながらワールドシリーズをプレー。投手陣にも故障者が続出する中でヤンキースを破った。そうした状況から「冬に5億ドル(約760億円)近くを費やしたら、どれほど強豪になるか想像できるだろうか?」と記事では指摘している。
ドジャースの先発は8人、カーショーと再契約すれば9人となると分析している記事では「ああ。そしてタナー・スコットとカービー・イエーツというマーケットで最高のクローザー2人と契約したこともお忘れなく」と、ブルペンの補強も抜かりなかったとした。
寸評では「投手層がとても厚いので、先発投手が150イニングを投げる必要はなく、プレーオフとワールドシリーズに向けて、全員が十分に休養してフレッシュな状態で臨むことができる」と指摘。「この春、ドジャースにとって最も大変な仕事は2025年ワールドシリーズ優勝のリングのサイズを測る時間を確保することだ」とジョーク交じりに圧倒的な強さを表現。脱帽していた。
(THE ANSWER編集部)
