前週披露した神業バンカーショットに脚光

　男子ゴルフの世界ランク23位松山英樹（レクサス）が、米ツアー「フェニックス・オープン」で2シーズンぶりの復活Vを目指す。過去2度優勝している相性の良い大会で、米PGAツアー、公式サイトのパワーランキングでも堂々の首位だ。同ツアーは、3位に入り復調を印象付けた「ファーマーズ・インシュアランス・オープン」で松山が披露した神業のバンカーショット3選を動画で公開している。

　強い松山が帰ってきた。PGAツアーが公式ツイッターで脚光を浴びせているのは、前週のトーリーパインズGCでのバンカーショットだった。

　松山にとって、バンカーは足かせにはならないのだろうか……。まずはガードバンカーからのショットだ。砂を爆発させるように放った一打は、手前に落ちてラインに乗ってピンに向かう。カップインを予感させたが、惜しくもカップをクルリとなめて止まった。

　続いてはフェアウェーバンカーからのショット。これを見事にピン奥3メートルへ。さらにもう1本もフェアウェーバンカーからの距離のあるショットだったが、これも豪快なショットで見事にグリーンを捉え、ピンそば2メートルにつけてみせたのだ。実況アナウンサーも思わず「オホホホ」と笑う、スーパーショット3連発。見事な神業を見せつけた。