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日本人から「許されるんだ」「新しい」の声も上がった異例衣装 フルトンが履いた理由「バズるためでは…」

ボクシングの世界王者に返り咲いたスティーブン・フルトン(米国)が異例のファッションで臨んだ理由を語った。1日(日本時間2日)に米ネバダ州ラスベガスで行われたWBC世界フェザー級タイトルマッチで、同級2位のフルトンは王者ブランドン・フィゲロア(米国)に3-0の判定勝ち。2023年7月に井上尚弥に敗れて以来の世界戦で、再びベルトを巻いた。新王者として出演した米専門メディア公式YouTubeチャンネルでは、当日の衣装について言及。「バズるためにやったわけじゃないんだ」と語っている。

世界王座に返り咲いたスティーブン・フルトン【写真:Getty Images】
世界王座に返り咲いたスティーブン・フルトン【写真:Getty Images】

王座奪取後にYouTubeチャンネルに出演

 ボクシングの世界王者に返り咲いたスティーブン・フルトン(米国)が異例のファッションで臨んだ理由を語った。1日(日本時間2日)に米ネバダ州ラスベガスで行われたWBC世界フェザー級タイトルマッチで、同級2位のフルトンは王者ブランドン・フィゲロア(米国)に3-0の判定勝ち。2023年7月に井上尚弥に敗れて以来の世界戦で、再びベルトを巻いた。新王者として出演した米専門メディア公式YouTubeチャンネルでは、当日の衣装について言及。「バズるためにやったわけじゃないんだ」と語っている。

 フルトンは2021年11月にWBC&WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦以来となるフィゲロアとの対戦。当時はWBO王者のフルトンがWBC王者フィゲロアに2-0で判定勝ちし、王座を統一した。しかし23年7月、井上に8回TKO負けを喫して王座陥落。昨年9月の再起戦で勝利を収め、再起後2戦目となる今回は終盤までパンチを出し続けて世界王座を奪取した。

 不屈の闘志で復活した試合内容もさることながら、注目を集めたのはリング上での衣装。裾がほつれたようなデニムのトランクスに、アウトドアグッズなどを扱うカジュアル用品メーカー「ティンバーランド」のカーキ色のブーツというスタイリングだった。

 新王者として出演した米メディア「ファイトハイプ」公式YouTubeチャンネルで、衣装について聞かれたフルトンは「3、4週間前にアイデアが浮かんだんだ」と告白。「ジーンズのショーツを見て、『これを着るならティンバーランドを履かないとな』って思ってね。それでティンバーランドの模型を作ってもらったら完璧だった」と経緯を語った。

「バズるためにやったわけじゃないんだ。ただ、みんなが共感できるスタイルが気に入っただけ。俺が『クールな衣装だ』って言ったら、チームのみんなも『めちゃカッコいいな』って話してたよ」と戦前から好評だったことも話している。

 X上の日本人ファンからも大好評。「シャレオツすぎて新しい」「あんなカジュアル許されるんだね NICE!」「めちゃくちゃイカしとる」などの声が集まっていた。

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