佐々木朗希に「11」譲って…ド軍編成トップからの連絡に35歳内野手が「漏らしそうになった」ワケ
米大リーグ・ドジャースに入団した佐々木朗希投手。背番号は「11」となったが、入団会見では「実績のあるロハス選手に感謝しています」と昨季、同番号をつけていたミゲル・ロハス内野手から譲渡された事を明かした。米メディアに出演したロハスは、背番号譲渡の裏側について語っている。

35歳のミゲル・ロハス内野手
米大リーグ・ドジャースに入団した佐々木朗希投手。背番号は「11」となったが、入団会見では「実績のあるロハス選手に感謝しています」と昨季、同番号をつけていたミゲル・ロハス内野手から譲渡された事を明かした。米メディアに出演したロハスは、背番号譲渡の裏側について語っている。
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ロハスは、昨季主に遊撃を守った35歳のベテラン。米ポッドキャスト番組「ザ・クリス・ローズ・ローテーション」に出演すると「アンドリュー・フリードマン編成本部長からテキストメッセージが来たんだ。夜遅くにさ。本当に奇妙なメッセージだった」と、番号変更を打診された際の事を語っている。
続けて「僕の意見を聞きたいっていうんだ。そのメッセージを受け取った時、パンツに大を漏らしそうになったよ」とユーモラスに振り返ったロハス。「解雇かトレードで放出されると思ったんだ。僕からアンドリューに連絡したら1、2時間返事がなくてパニックになったよ」と、困惑ぶりを伝えた。
「で、アンドリューが折り返してきて、ロウキ・ササキと契約するチャンスがあって、その状況を説明したかったというんだ。その中で1つ彼(フリードマン)が求めていたのが背番号11だった。背番号のことだと聞いて、僕は『アンドリュー、テキストメッセージで11番が必要だと伝えてくれたらよかったのに』って感じだったよ」と、当時の心境を明かしている。
編成本部長直々に背番号譲渡の打診を受けたロハス。「聞くまでもないことだった。僕たちがより良くなれるなら、契約するために僕が何かしてあげたと彼に感じてもらえるなら。そしてそれで決断が少しでも簡単になるならね」と気前よく応じたことを語っている。
大谷翔平投手は、背番号17を譲ってくれたジョー・ケリー投手と夫人に高級スポーツカー・ポルシェを1台プレゼントしたが、佐々木は入団会見で「何をあげるかは決め切れていない。チームに入ってから相談して決めたい」と話していた。
(THE ANSWER編集部)
