大坂&クビトバは「最も魅力的な2人」 BBCが決勝総括「どちらも勝って欲しかった」
ツイッター上のファンは感動の嵐「このマッチは最高だ」
一方、準Vに終わったクビトバについては「2016年に自宅でナイフの襲撃でキャリアの危機を迎える負傷後、感銘的な復帰を果たした」と改めて選手生命の危機から復活したことを紹介した。
チェコ出身の28歳は16年リオデジャネイロ五輪で銅メダル獲得後、同12月に被害者となった。刃物を持って自宅に押し入った強盗の襲撃に遭い、利き手の左手に重傷を負った。神経を修復する手術を受け、翌年の全仏オープンで復帰。かつての世界NO1はツアーで感覚を戻し、メルボルンの地で復活を告げたのだった。
天然少女ナオミと悲劇を乗り越えたクビトバの頂上決戦となったが、「人々はどちらに勝ってもらいたいのか決めることができなかった」と記事では振り返り、ツイッター上でこだましたテニスファンの叫びを紹介している。
「このマッチは最高だ。どちらに勝ってもらいたいのか選べない。どちらの選手にも違った理由で勝ってほしいし、どちらも相応しいからだ」
「もう試合を辞めて、ドローにしてほしい? 素晴らしい試合。アメージングな女性たち。どちらも最高です」
圧巻のテニスのみならず、その人柄も世界中のファンの心を鷲掴みにしていた大坂とクビトバ。今後も語り継がれる伝説の頂上決戦となったかもしれない。
(THE ANSWER編集部)