大坂なおみはセリーナに迫れるのか GS7勝名手が持論「特別なことなしに5~10勝可能」
テニスの4大大会・全豪オープンは26日、女子シングルス決勝で世界ランク4位・大坂なおみ(日清食品)が同6位ペトラ・クビトバ(チェコ)を7-6、5-7、6-4で破り、日本人初優勝。男女を通じてアジア人で初となる世界ランク1位になることが確定した。21歳の新星は幼少時から憧れていた絶対女王セリーナ・ウィリアムズ(米国)の功績に迫ることができるのか――。グランドスラム(GS)優勝7度を誇る男子テニス界のレジェンドが女子テニス界注目のテーマについて、英メディアで語っている。
往年の世界NO1ビランデル氏、タイトル量産に太鼓判「彼女には向上の余地がある」
テニスの4大大会・全豪オープンは26日、女子シングルス決勝で世界ランク4位・大坂なおみ(日清食品)が同6位ペトラ・クビトバ(チェコ)を7-6、5-7、6-4で破り、日本人初優勝。男女を通じてアジア人で初となる世界ランク1位になることが確定した。21歳の新星は幼少時から憧れていた絶対女王セリーナ・ウィリアムズ(米国)の功績に迫ることができるのか――。グランドスラム(GS)優勝7度を誇る男子テニス界のレジェンドが女子テニス界注目のテーマについて、英メディアで語っている。
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英地元紙「デイリー・エクスプレス」に登場したのは、テニス界の英雄で元男子世界ランク1位のマッツ・ビランデル氏だ。今大会は衛星放送「ユーロスポーツ」で解説を担当したGS優勝7度のレジェンドは「オオサカはウィリアムズの偉大さに到達できるのか?」という質問を受け、こんな持論を展開した。
「私には分からない。いろいろな怪我を抱えながら、どれぐらい活躍できるかというところは予測ができない。しかし、このような試合を見れば、彼女のコート上の振る舞いから信じられないほど成熟していることは分かる。両サイドに究極的に素晴らしいボールを打つこともできる。セカンドサーブは24時間で向上させてみせた」
昨年9月の全米オープン決勝で激突し、完勝を収めた憧れのセリーナはテニス史上最多23度のGS優勝を誇る。セリーナの高みに到達できるかという命題は予測不能としながらも、ビランデル氏は窮地を乗り切った精神力、ストロークの威力、そして、修正力というメルボルンの舞台で示した大坂の3つの点を高く評価したという。