英ブックメーカーが決勝戦のオッズを設定

　テニスの4大大会・全豪オープンは24日、女子シングルス準決勝で世界ランク4位の大坂なおみ（日清食品）が同8位のカロリナ・プリスコバ（チェコ）に、6-2、4-6、6-4で勝利。フルセットの激闘を制し、日本勢初の決勝進出を決めた。決勝の相手はウィンブルドンを2度制している世界ランク6位ペトラ・クビトバ（チェコ）だ。初対戦の相手と頂点を争うが、英大手ブックメーカーはクビトバを有利とみている。

　いよいよ決勝。ともに勝てば、世界ランク1位に浮上する頂上決戦だ。英大手ブックメーカー「bet365」が設定したオッズは、大坂の勝利が「2.10倍」に対し、クビトバの勝利が「1.72倍」でわずかの差ながら、クビトバの勝利を予想している。

　セット別ではクビトバの「2-0」が「2.75倍」。続いて大坂の「2-0」が「3.40倍」。クビトバの「2-1」が「4.0倍」、大坂の「2-1」が「5.0倍」となっている。

　また、同じく英大手ブックメーカー「ウィリアムヒル」も大坂「2.10倍」に対し、クビトバ「1.73倍」と「bet365」とほぼ同じ設定。英ブックメーカー「10Bet」も大坂「2.05倍」に対し、クビトバ「1.80倍」。ほとんど差はないが、いずれもクビトバが有利とみている。

　予想を覆し、大坂は頂点に立てるのか。決勝は26日だ。