地球上で最も有名なアスリート20位に 米メディアも認める錦織の価値
「彼の目標はお金や広告収入じゃないんだ」…代理人が語る錦織の“人間像”とは
グランドスラム優勝はないものの、2014年全米オープンでアジア人初のグランドスラム決勝進出。男子日本人テニス史上最高位となる4位、リオデジャネイロ五輪では銅メダルを獲得し、日本勢として96年ぶりに表彰台に立っている。
記事では、27歳の年齢に触れ、「グランドスラムの男子シングルスでアジア人初の優勝者となる時間はまだある」と伸びしろを期待し、さらに日本に帰れないほどの人気と分析。昨年のジャパンオープンで練習見たさに9000人のファンが集結し、喧騒を避けるため、フロリダを拠点としていることにも触れている。
また、「彼はとても集中力のある若者だ。歴史を作りたいと願っている。彼の目標はお金や広告収入じゃないんだ」という代理人のオリビエ・ファン・リンドンク氏の錦織評も紹介されている。
錦織の1つ下の21位には、NFLの看板クォーターバック、トム・ブレイディ(ニューイングランド・ペイトリオッツ)、22位にはレアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイル、23位には女子テニスの妖精、マリア・シャラポワら錚々たる名前が並んでいる。錦織は米メディアからもスポーツ界を代表するトップスターと認識されているようだ。
ちなみに、トップ100にランクインした選手の内訳は男女含めて全14種目。全体の約4割を占めたサッカー(38人)が断トツで、NBA(13人)、ゴルフ(11人)、テニス(10人)、NFL(8人)が続いている。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer