大相撲の土俵入りでネット混乱「裏表間違えてる?」 化粧まわしが話題「良いことありそう」
大相撲初場所十日目(21日、東京・両国国技館)の幕内土俵入りでユニークな化粧まわしが話題を集めている。締めていたのは西前頭十一枚目の尊富士(伊勢ヶ濱)。中継を観ていた相撲ファンの目に留まり「裏表間違えてる」など、混乱したような声が上がっている。
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幕内土俵入りに現れた仰天ビジュアルの化粧まわし
大相撲初場所十日目(21日、東京・両国国技館)の幕内土俵入りでユニークな化粧まわしが話題を集めている。締めていたのは西前頭十一枚目の尊富士(伊勢ヶ濱)。中継を観ていた相撲ファンの目に留まり「裏表間違えてる」など、混乱したような声が上がっている。
異彩を放った。色とりどりのデザインの化粧まわしでファンを楽しませてくれる土俵入り。そんな中、尊富士がこの日着用していたのは、一見すると真っ黒な化粧まわしだった。下端の房の上には「エースコポレーション」の文字がかすかに分かる程度。存在感たっぷりの土俵入りに、場内のファンからも大きな声援が飛んだ。
尊富士の土俵入りが中継で映ると、ネット上のファンもビックリ。「また訳のわからない化粧まわし」「尊富士の化粧まわし裏表間違えてる?」など、混乱もうかがえた。この化粧まわしは昨年の秋場所(九月場所)から締めているもので、遠くからでは真っ黒に見えるが、よく見ると同色の八咫烏(やたがらす)が刺繍されている。東京の不動産業「エースコーポレーション」などから寄贈されたものだ。
滅多に見ない配色の化粧まわしにはファンも好意的。「初めて見た 良いことありそう テレビじゃよく見えないけど」「尊富士の真っ黒化粧まわし大好きすぎる かっこよすぎる!!」「尊富士の八咫烏の化粧まわし、”粋”っていう感じでめっちゃ好き」「尊富士の漆黒の化粧まわし 照ノ富士の志が受け継がれるようで嬉しい」といった声が上がっている。
尊富士はこの日、一山本(放駒)に突き落としで勝ち、8勝目をあげて勝ち越し。十一日目は関脇・大栄翔(追手風)と対戦する。