錦織、悔しさ滲ませ… “コートを去る瞬間”にファン労い「ケイは本当によく戦った」
テニスの4大大会・全豪オープンは23日、男子シングルス準々決勝で世界ランク9位の錦織圭(日清食品)は1-6、1-4の時点で負傷により途中棄権。自身初の4強進出はならなかった。5試合で計14時間39分を戦った日本のエース。大会公式は真夏の全豪を大いに盛り上げた錦織がコートを去る瞬間を公開すると、海外ファンからは労いのメッセージが殺到している。
大会公式SNSが公開した錦織がコートを去る瞬間に反響
テニスの4大大会・全豪オープンは23日、男子シングルス準々決勝で世界ランク9位の錦織圭(日清食品)は1-6、1-4の時点で負傷により途中棄権。自身初の4強進出はならなかった。5試合で計14時間39分を戦った日本のエース。大会公式は真夏の全豪を大いに盛り上げた錦織がコートを去る瞬間を公開すると、海外ファンからは労いのメッセージが殺到している。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
激闘を繰り返した錦織に、天敵ジョコビッチに対抗できる力は残っていなかった。第1セットを1-6で落とすと、第2セット、1-4とリードを許した時点で棄権した。右肩にラケットバッグを背負い、左手で顔を覆いながらコートを後にする錦織。その姿からは悔しさが滲んでいた。
この瞬間を全豪オープン公式インスタグラムは「私たちが望んでいた終わりではなかった。ニシコリは彼にとって完全な状態で今夜のジョコビッチに挑戦できただろうか?」とつづって公開。海外ファンからは労いのコメントが続々と寄せられた。
「ケイ・ニシコリ、早く良くなって」
「昨夜は心が痛んだよ」
「悲しいよ。彼は本物の戦士だ」
「彼は前に5時間6分の試合を戦っていたから…」
「ケイは2日前に素晴らしい仕事をした。休んでね」
「ケイはここまで来るのに本当によく戦った」
「確かにそうだ」
「彼は何てファイターだ。残念」
右太ももをテーピングでぐるぐる巻きにするなど、満身創痍は明らかだった錦織。勝った4試合中3試合でフルセットの熱闘を演じ、計5試合で14時間39分コートに立った。ジョコビッチの壁は超えられなかったが、ファンからは温かい声援が注がれている。
(THE ANSWER編集部)