五輪メダリストなのに気づかれず「誰も来ないです」 日本史上初の快挙も…31歳が苦笑い「一切ない」
パリ五輪の近代五種で日本初となる銀メダルを獲得した31歳の佐藤大宗が、日本オリンピック委員会(JOC)の公式インスタグラムに登場。五輪後に経験した意外な事実を明かしている。
パリ五輪近代五種銀メダリスト・佐藤大宗
パリ五輪の近代五種で日本初となる銀メダルを獲得した31歳の佐藤大宗が、日本オリンピック委員会(JOC)の公式インスタグラムに登場。五輪後に経験した意外な事実を明かしている。
五輪競技に採用後、112年の歴史で初の快挙を成し遂げたメダリストが、悲しい事実を明かした。JOCの公式YouTubeチャンネル「TEAM JAPAN」では、佐藤の一日に密着したドキュメンタリー映像を公開。フェンシングや水泳など異なる競技に挑む過酷な練習風景や、ストイックすぎる食生活を明かしている。
JOC公式インスタグラムは「ドキュメンタリー撮影の裏側でまさかの新事実が発覚…?!」と記して、撮影の裏側を12日に公開。動画内で「他の自衛官(職場)の方から、五輪後に話しかけられたか?」と問われた佐藤は「一切ないです。あると思ってたんですけど……」と即答。近くのコンビニにも、マスクを取って何度か訪れたというが「……誰も来ないです」と悲し気に続けた。
続けてスタッフから「銀メダルをかけて歩いては」と提案されると、「そうですね。試みようかなと思って、自宅の玄関でぶら下げたことがあるんですけど、恥ずかしかったですね」と暴露し、笑いを誘っていた。
2028年のロサンゼルス五輪から、馬術に変わって「SASUKE」を基にしたオブスタクル種目が採用される近代五種。ドキュメンタリー内で佐藤は「若い人の競技人口が増えてほしい。(今は)約50名前後なので100名を目指したい」と競技普及に意欲を見せていた。
(THE ANSWER編集部)