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「太田と若林がケンカしてます!」 箱根駅伝の11日前、青学大の食堂で2人が譲れなかった男性の存在【前編】

第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で優勝した青学大の主将・田中悠登(4年)と、5区で区間賞を獲得した若林宏樹(4年)が12日、東京・目黒セントラルスクエアで行われた「青トレ2.0 スペシャルトーク&実演イベント By 徳間書店」にスペシャルゲストとして登壇。青学大のフィジカルトレーナーを務める中野ジェームズ修一氏と箱根駅伝を振り返った。レース前には、若林がちょっとした“ケンカ”をしていたことも明らかになった。【前後編の前編】

スペシャルゲストとして登壇した若林宏樹【写真:主催者提供】
スペシャルゲストとして登壇した若林宏樹【写真:主催者提供】

「青トレ2.0 スペシャルトーク&実演イベント By 徳間書店」に田中と若林が登場

 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で優勝した青学大の主将・田中悠登(4年)と、5区で区間賞を獲得した若林宏樹(4年)が12日、東京・目黒セントラルスクエアで行われた「青トレ2.0 スペシャルトーク&実演イベント By 徳間書店」にスペシャルゲストとして登壇。青学大のフィジカルトレーナーを務める中野ジェームズ修一氏と箱根駅伝を振り返った。レース前には、若林がちょっとした“ケンカ”をしていたことも明らかになった。【前後編の前編】

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 2日の往路で5区を走った若林は2位でタスキを受け、1時間9分11秒の区間新記録を樹立。3日の復路・9区を任された田中は1時間8分40秒の区間2位で優勝に繋げた。若林は「1区から4区の選手が繋いできたタスキを先頭で(往路)ゴールできてホッとしている」とコメント。田中は「区間2位だけれど最低限、主将として勝負を決める仕事を果たせた」と話した。

 レースの数日前に若林と4区の太田蒼生(4年)の間でちょっとした“取り合い”が起きていたことも明らかに。「結構、揉めたんですけど(笑)」と若林。レース当日、トレーナーの中野氏にどちらがついてもらうかで、両者譲らなかったという。

イベントに登壇し、トークする中野ジェームズ修一氏(右)【写真:主催者提供】
イベントに登壇し、トークする中野ジェームズ修一氏(右)【写真:主催者提供】

 主将の田中は、12月22日頃の出来事を振り返り「有馬記念がちょうど(テレビで)流れていて。食堂で若林と太田がなんかケンカしているんですよ。『どうしたの?』って聞いたら『中野さんが欲しい』って。中野さん愛されているなと感じました」と懐かしそうに振り返った。箱根駅伝から11日ほど前のことだ。

 中野氏によると、ある日片桐マネージャーから着信があり、電話口から聞こえてきた第一声は「若林と太田がケンカしてます!」だったという。普段から2人を見ていた中野氏は「自分の中では若林を見るという選択肢しかなかった」と回顧。そこには明確な理由があったと説明した。

(THE ANSWER編集部)


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