全国高校サッカー選手権・前橋育英が優勝

　全国高校サッカー選手権は13日、東京・国立競技場で前橋育英（群馬）―流通経大柏（千葉）の決勝戦が行われた。1-1のまま延長戦でも勝負がつかず、PK戦へ突入。10人目でようやく決着する大激闘で、前橋育英が優勝した。観客は歴代最多5万8347人。7人目まで全員が成功し、ネット上では「高校生年代PK上手すぎるやろ」「皆んな高校生とは思えない落ち着きぶり」などと驚きが広がっていた。

　1-1でPK戦に突入。流通経大柏の1人目、亀田はGKの動きを読み切り、タイミングをずらして真ん中に決める強心臓ぶりを見せた。その後も両チーム失敗するものはなく、7人目に突入。ここでも両チームが成功し、日本テレビの中継はまさかの“時間切れ”で終了となった。

　流通経大柏の8人目を、前橋育英のGK藤原が飛びついて好セーブ。ガッツポーズを見せた。しかし前橋育英は2年生・白井のシュートが枠外に外れ、9人目に突入。ここでも両チーム成功となった。

　日本テレビは急遽「every.」でもこのPK戦の模様を放送。流通経大柏の10人目・安藤のシュートを前橋育英のGK藤原がストップ。最後は柴野が決め、前橋育英の7大会ぶり2度目の優勝が決まった。

　X上ではこの激戦に驚きの声が続出。「今の高校生みんな信じられないくらいPK上手いやん」「今の高校生年代PK上手すぎるやろ」「みんな高校生とは思えない落ち着きぶり」「高校生のメンタルなの？この選手たちw」「ホンマに高校生か？メンタルバケモン過ぎだろ」「この子達メンタルどうなってるん高校生ちゃうやろ絶対」などと衝撃が走っていた。