“月面歩行より難しい” いきなり「錦織劇場」で全豪OP衝撃の幕開け 0-2から大逆転に海外絶賛の嵐
テニスの全豪オープン(OP)は12日、オーストラリア・メルボルンで男子シングルスの1回戦を行い、世界ランク74位の錦織圭(ユニクロ)が同106位のチアゴ・モンテイロ(ブラジル)に3-2で逆転勝ち。全豪では実に6年ぶりの初戦突破に、海外からも続々と「月面を歩いた人の方が多い!」「5セットキングが帰ってきた!」と独特の表現で称賛の声が上がった。
全豪オープン
テニスの全豪オープン(OP)は12日、オーストラリア・メルボルンで男子シングルスの1回戦を行い、世界ランク74位の錦織圭(ユニクロ)が同106位のチアゴ・モンテイロ(ブラジル)に3-2で逆転勝ち。全豪では実に6年ぶりの初戦突破に、海外からも続々と「月面を歩いた人の方が多い!」「5セットキングが帰ってきた!」と独特の表現で称賛の声が上がった。
錦織はサウスポーのモンテイロを相手に、第1セットを落とした。続く第2セットもタイブレークの末に連取されてしまう。それでも第3セットの第11ゲームで初のブレイクに成功。そのまま7-5で取りきると勢いに乗り、第4セットを6-2、ファイナルセットも6-3で奪って4時間6分の熱戦を制した。
5セットマッチをフルセットまで戦い、勝ち切るという“らしさ”を見せた錦織には、海外からも絶賛の嵐。大会の公式Xは「ケイ・ニシコリを5セットで倒した人より、月面を歩いた人の数の方が多い!」と独特な表現で称賛した。欧州衛星放送「ユーロスポーツ」の公式インスタグラムも「ケイ・ニシコリは避けられない」と賛辞を送っている。
また、米専門メディア「テニス・マガジン」は「5セットキングが帰ってきた!」との見出しで記事を掲載。「モンテイロが勝利を決定づけるチャンスを迎えたラリーで、ニシコリは冷静さを保ちながら前に出た。そして、素晴らしいファーストサーブで2度目のマッチポイントを消し去った」と記し、錦織の土壇場での集中力を絶賛している。
(THE ANSWER編集部)