「日本の5年生が、中国の6年生に余裕で…」 少年サッカー年代にも確実な差、中国協会会長も唸る
宋会長「中国のサッカーと日本のサッカーの差はかなりの程度」
中国サッカー協会を束ねる宋会長は、このレッスンを視察するためだけに北京から上海に向かい、午後いっぱい技術レッスンを視察したとされている。
宋会長は「基礎がしっかりしていなければ、地も山も揺らぐ。中国のサッカーと日本のサッカーの差はかなりの程度、6歳から12歳までの選手の技術的な基礎の差に現れている。中国でもサッカーのトレーニングの場が全国的な範囲で広がれば、子どもたちに対する訓練の成果は見事に結実するだろう」とジュニア年代のトレーニング環境の向上に期待した。
楊旭氏は、宋会長から日本のトップ選手たちが15歳以降にどんな道を歩むのかを尋ねられたことを振り返り「15歳の頃にかなりの確率でヨーロッパに行くと答えた。ヨーロッパはサッカーの殿堂だ。15歳以降に日本に行ったのでは遅いと私は思う。6歳から15歳のときに日本にいるのが最もいい。15歳以降に日本に行くのはあまり理想的ではないと思う」と、早い時期に日本のサッカーを経験することが大きなプラスになると感じているようだった。
(THE ANSWER編集部)