錦織の「何というポイント」 土壇場での驚異の粘りに大会脚光「ケイは諦めない」
テニスの4大大会・全豪オープンは21日、男子シングルス4回戦で世界ランク9位の錦織圭(日清食品)が同23位パブロ・カレノブスタ(スペイン)と対戦。第3セットまで終えて、6-7、4-6、7-6でリードを許している。大会公式ツイッターは、第3セットのタイブレークの場面での驚異的な粘りを発揮するシーンを動画で公開。「何というポイント」とたたえている。
全豪オープン4回戦、錦織の驚異の粘りに脚光
テニスの4大大会・全豪オープンは21日、男子シングルス4回戦で世界ランク9位の錦織圭(日清食品)が同23位パブロ・カレノブスタ(スペイン)と対戦。第3セットまで終えて、6-7、4-6、7-6でリードを許している。大会公式ツイッターは、第3セットのタイブレークの場面での驚異的な粘りを発揮するシーンを動画で公開。「何というポイント」とたたえている。
1、2セットを連続で落とし後のなくなった錦織。第3セットもお互いに譲らずタイブレークに突入した。途中で足を気にするなど、疲労はピークのはずだったが、驚異的な粘りを発揮した。
3-2とリードして迎えた場面。カレノブスタのサービスからのラリーだ。バックハンドの打ち合いから、カレノブスタのリターンがネットにかかり、ポトリと落ちかけたところを懸命に前に出た錦織が角度をつけてリターン。カレノブスタも追いつくが、返すのが精いっぱい。錦織はがら空きになったところに打ち返し、ミニブレークに成功した。
膝に手をつきラケットを地面につけて、数秒間、動けない錦織。まさに出し尽くして奪ったポイントだった。結局このセットはタイブレークの末に奪い返し、望みをつないだ。
このポイントを全豪公式ツイッターは「WOW 何というポイント。ケイ・ニシコリは諦めない」と称賛し、動画を公開している。
奇跡の大逆転劇で、大坂とともに8強進出は果たしてあり得るのか。
(THE ANSWER編集部)