ザ・セントリー

　5日（日本時間6日）まで米ハワイ州で行われたゴルフ米男子ツアーの開幕戦ザ・セントリーでは、松山英樹（LEXUS）が米ツアー11勝目を挙げた。最終日には27年間で初の珍事も発生。目撃した米ファンも「信じられない」と仰天している。

　520ヤードの5番パー5で、テイラー・ペンドリス（カナダ）はピンまで残り203ヤードの地点から第2打。グリーンに着弾したボールは2度バウンドするとピンに当たり、カップにポトリと吸い込まれた。規定パー数より3打少ない打数でホールアウトするアルバトロスを達成した。

　PGAツアーは公式Xとインスタグラムで実際の映像を公開。文面で「テイラー・ペンドリスがザ・セントリーの27年の歴史で初めてとなるアルバトロスを達成した」と紹介した投稿に、米ファンからは「凄いショットだ！」「ホールインワンよりも難しい！」「彼のリアクションが見たいね」「とんでもないショットだな」「信じられない」「最高だ」と驚きの声が漏れていた。

　ペンドリスは同公式サイトに対し「打った瞬間、とてもいい感覚だった。入るとは思わなかったけどね」とアルバトロスを回顧。「グリーン付近のファンが大騒ぎしていたから。いいボーナスになったよ」と満足げだった。