ド軍ラックス放出で韓国20億円男に「主戦への門が開いた」 母国紙も驚き「3日で立場が変化」
米大リーグのドジャースは6日(日本時間7日)、ギャビン・ラックス内野手をレッズに放出するトレードを成立させたと発表した。これに驚いているのが韓国だ。ドジャースは3日(日本時間4日)に、韓国プロ野球のキウムからポスティング移籍でキム・ヘソン内野手を獲得したばかり。2人は二塁のポジションがダブるため起用法が注目されていた。母国メディアは「主戦への門が確実に開いた」と報じている。
3年契約のキム・ヘソンには朗報?
米大リーグのドジャースは6日(日本時間7日)、ギャビン・ラックス内野手をレッズに放出するトレードを成立させたと発表した。これに驚いているのが韓国だ。ドジャースは3日(日本時間4日)に、韓国プロ野球のキウムからポスティング移籍でキム・ヘソン内野手を獲得したばかり。2人は二塁のポジションがダブるため起用法が注目されていた。母国メディアは「主戦への門が確実に開いた」と報じている。
ドジャースは公式Xで昨季主に二塁を守ったラックスを放出し、外野の有望株マイク・シロタとドラフト指名権を獲得したと発表。キム・ヘソンは二遊間と外野をこなせるものの、キウムで近年の定位置は二塁。ドジャースとは3年総額1250万ドル(約19億8000万円)で契約したものの、二遊間を守れる選手が多いチーム編成に注目が集まっていた。
韓国紙「スポーツ東亜」は「キム・ヘソンはユーティリティではなく主戦を確保、ラックスがトレードで移籍」と速報している。この中で「ラックスは来る2025年シーズン、ドジャースの9番・二塁として評価されていた選手。しかし最近ドジャースがキム・ヘソンと契約し立場が揺れていた」「(チームは)ラックスのトレードはないと断言していたが、3日で立場が変わった。キム・ヘソンには最大の競争者が消えたということだ」と伝えた。
さらに「ラックスの移籍でキム・ヘソンにとっては主戦への門が確実に開いた。MVPトリオの一角であるムーキー・ベッツと二遊間コンビを組む見込みだ」とポジションを予想している。
また韓国紙「スポーツ朝鮮」は「(キム・ヘソンが)ドジャースに行ったのも突然で驚くしかなかったが、もっと驚くしかないニュースが伝えられた」とこのトレードを伝えた。さらに「キム・ヘソンのレギュラー争いに青信号が灯った」「ラックスのトレードでレギュラーが保証されるわけではないが、心が穏やかな状態でキャンプに入れるのは確実だ。バックアップとしてでも大リーグのベンチに入る可能性が高まった」と前向きにとらえている。
ラックスは2016年のドラフト1巡目(全体20位)でドジャース入り。2019年にメジャーデビューし通算412試合で打率.252、28本塁打。2023年はひざの故障で出場がなく、昨季は139試合で打率.251、10本塁打だった。
(THE ANSWER編集部)