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開幕戦Vの松山英樹を米メディア絶賛「評価を一変させた」 PGA新“-35”の理由を指摘「暗号を解いた」

ゴルフ米男子ツアーの開幕戦、ザ・セントリーは5日(日本時間6日)に米ハワイ州カパルアのプランテーションC(7596ヤード、パー73)で最終第4ラウンドを行った。首位から出た松山英樹(LEXUS)は1イーグル、7バーディー、1ボギーの65で回り、PGAツアー新記録となる通算35アンダーで優勝。自身の持つアジア人最多記録を更新する米ツアー11勝目を挙げた。驚きのスコアに、米国メディアからも称賛の声が相次いでいる。

優勝トロフィーを掲げる松山英樹【写真:ロイター】
優勝トロフィーを掲げる松山英樹【写真:ロイター】

PGAツアー開幕戦、ザ・セントリーを驚きのスコアで制した理由とは

 ゴルフ米男子ツアーの開幕戦、ザ・セントリーは5日(日本時間6日)に米ハワイ州カパルアのプランテーションC(7596ヤード、パー73)で最終第4ラウンドを行った。首位から出た松山英樹(LEXUS)は1イーグル、7バーディー、1ボギーの65で回り、PGAツアー新記録となる通算35アンダーで優勝。自身の持つアジア人最多記録を更新する米ツアー11勝目を挙げた。驚きのスコアに、米国メディアからも称賛の声が相次いでいる。

 松山はコリン・モリカワ(米国)との息詰まる優勝争いを制した。2位と1打差の単独首位でスタートし、3番パー4で2打目を直接カップインさせるイーグルを奪取。本人も驚く一打でスコアを伸ばした。その後もバーディーラッシュが続き、最終18番では入れればバーディーのウイニングパットを決めるとガッツポーズを見せた。

 驚きのスコアでの優勝に、米国からも称賛の声が次々に上がっている。米スポーツ専門局「CBSスポーツ」は「年は変わっても、ヒデキ・マツヤマは変わらない。PGAツアー開幕戦となった2025年セントリーで、マツヤマは通算35アンダーでコリン・モリカワをかわし、3ストロークで優勝を飾った。マツヤマはPGAツアー通算11勝目、昨シーズンまでのPGAツアー通算16試合で3勝目、世界通算20勝目となった」と称えた。

 さらに米誌「ゴルフダイジェスト」は「これまでマツヤマはパッティングで高く評価されることはなかったが、少なくともこの週はその評価を一変させた」と、今季初戦での優勝を分析している。

「新しいスコッティ・キャメロン・バイ・タイトリストの009センターシャフト・ツアープロトタイプのパターを使用して優勝した。マウイ島に4本のパターを持って来て、このパターに決めたのだ」と、パターを変えたことが優勝の要因の一つだと指摘。「ヒデキ・マツヤマは新しいパターを試すことで悪名高いが、新しいパターを使うことはほとんどない。マスターズで優勝したことのあるマツヤマは、その暗号を解いたようだ。たくさんのパターを持参し、新しいパターを選び、優勝して立ち去る方法を」と称えた。

(THE ANSWER編集部)


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