飛行機に預けたラケットが壊れ…「これは受け入れられない」 英国テニス女子を襲った思わぬトラブル
オーストラリアで開催された国際テニス大会に出場した英国女子選手が、移動で利用した航空機でまさかの損害を受けて激怒している。4日までに被害状況がハッキリとわかる写真を自身のSNSに公開。現地メディアは、航空会社による謝罪の内容を伝えている。
オーストラリアで開催された国際大会出場の移動で…
オーストラリアで開催された国際テニス大会に出場した英国女子選手が、移動で利用した航空機でまさかの損害を受けて激怒している。4日までに被害状況がハッキリとわかる写真を自身のSNSに公開。現地メディアは、航空会社による謝罪の内容を伝えている。
ポッキリと折れていた。テニスバッグに入れていた黒と青でカラーリングされたラケット3本。そのうち1本はフェースの部分が完全に折れており、残りの2本もフレーム部分に大きな傷がついている。プレーで使用するのは無理な状態だ。
折れたラケット写真を自身のXで公開したのは英国出身の30歳、オリビア・ニコルズ。昨年12月27日から1月5日までオーストラリアのシドニー、パースで行われていた男女混合の国別対抗戦、ユナイテッド・カップに出場し、2日のポーランド戦ではダブルスを戦っていた。その移動の際にオーストラリアに本社を置くジェットスター航空を利用したようだ。
ニコルズは自身のXに「これは受け入れられないわ。機内持ち込みが禁止されているというから、160オーストラリアドル(約15600円)支払ったのに、私のバッグをこんな風に届けるの? どうしてこんなことができるの。荷物もラケットも完全に破壊されてしまったわ」と投稿した。
この件はオーストラリア放送局「7ニュース」も「テニス界のスター、オリビア・ニコルズはホバート国際を前にラケットを“破壊”したとしてオーストラリアの航空会社を非難」との見出しで報道。ジェットスターの広報担当者は同局に対し「オリビア・ニコルズのラケットに損傷を与え、ご不便をおかけしたことについて心からお詫びを申し上げます」と謝罪した。
さらにジェットスター側は「当社のチームは、彼女が今週の大会で戦うため、本日中に替えのラケットを受け取れるよう取り組んでおります」「我々はニコルズに謝罪をし、発生した費用の返金と損害賠償を申し出ました」と対応についても語っている。
(THE ANSWER編集部)