テレビ中継で流れたCMとは

　第101回東京箱根間往復大学駅伝競走（箱根駅伝）は3日、神奈川県の箱根・芦ノ湖をスタートし東京・大手町までの復路109.6キロを争っている。激戦の合間に流れるCMも毎年話題に。ランナーの背中を押すようなラップには「思わず検索した」「泣いてしまった」とネット上で絶賛の声が上がっている。

　汗を流すランナーの練習風景に、流れるようなラップが重なった。駅伝中継の合間に放送されたのは、サッポロビールの「第101回箱根駅伝 目指す者たち編」と題されたCM。人気ラッパーのKID FRESINOがスーツ姿で「今年吹く風の正体は誰か？　追い風はテープを切って舞い上がるのだろうか」などと印象に残るリリックを次々に繰り出した。

　中継でCMを目にしたX上のファンからは「いいねこれ　ラッパーって詩人なんだなって初めて気付いた」「かっこよすぎる」「泣いてしまった」「リアルで見ててびっくり！　超かっこいい！！」「何回見てもカッコいいし歌詞にも惹かれて思わず検索した」「箱根駅伝のCMの中でダントツでかっこいい！！！KID FRESINO起用した人天才」「起用してくれた人に拍手！！」と絶賛の声が上がった。

　サッポロビールの公式YouTubeチャンネルは概要欄にて「第101回箱根駅伝を走る選手だけでなく、小学生や中学生といったこれから目指す次世代の者たちの想いや努力をKID FRESINOさん書き下ろし楽曲に乗せて描いています。箱根駅伝にかかわる人はもちろん、目標に向かって努力するすべての人の胸を熱くするCMになっています」とCMに込めた思いを説明した。