箱根駅伝

　第101回東京箱根間往復大学駅伝競走（箱根駅伝）は2日、東京・大手町～神奈川・箱根町の往路5区間（107.5キロ）の熱戦がスタート。正月の風物詩に注目が集まる中、中継画面に映り続ける「闇バイト」の文字が話題となっている。

　選手たちが激走する傍ら、世相を表す文字が躍った。それは並走する白バイ隊員のバイクフロント部分。「『闇バイト』は犯罪!!」と啓発ステッカーが貼られていた。中継に必ず映る場所。昨年、社会問題になっただけに気がついた視聴者が多いようだ。

　X上では中継画面を切り取った画像が拡散。「個人的に最大の見どころのひとつ、先導白バイの紹介シーン」「ご時世を感じる」「時代を感じる」「箱根駅伝でも闇バイトの啓発やる時代」「よっぽどだな」と騒然とした様子の声が上がった。中には「闇バイトする奴は箱根駅伝見ないと思う」というツッコミも散見されるが、そういうことではない。一つひとつ改善されることが望まれる。

　今大会は青学大の2連覇がかり、国学院大が初優勝なら3冠となる。