19日の3回戦も同じコートで試合を行う

　まるでホームのようだった。7500人収容のMCAのスタンドには日の丸が揺れていた。錦織や大坂のポイントにも、対戦相手のハッスルプレーにもフェアな拍手を送るなど、最高の雰囲気を醸していた日本人ファンのマナーを、大会公式も「比類無し」と絶賛していたのだった。

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　大会公式サイトでも「日本人で、木曜日のマーガレット・コート・アリーナのチケットを持っていたなら凄いことだ。これは人生全てのクリスマスが同時に来たようなものだ。ケイ・ニシコリがおよそ4時間の戦いでイボ・カロビッチを倒し、その後にナオミ・オオサカがタマラ・ジダンセクを64分で叩きのめしたのだ。最高でしょう」と伝えている。

　南半球ながらも日本人ファンの温かな声援という“地の利”を手にしている錦織と大坂。19日に行われる3回戦も両者は同じコートで試合を行う。再びの大声援を背にラウンド16へのそろい踏みを目指す。