G1ホープフルS

　今年の中央競馬のG1ラスト競走となる2歳中距離王者決定戦・ホープフルステークス（芝2000メートル）が28日に中山競馬場で行われ、単勝1番人気のクロワデュノール（牡2・斉藤崇、父キタサンブラック）が快勝し、デビューから3連勝でG1タイトルを手にした。他馬を圧倒する横綱相撲にネット上ファンも驚愕。「2冠確定的な強さだなあ」「3着誰ですか」といった声が上がっている。

　好スタートから中団で折り合ってレースを進めたクロワデュノール。向正面でファウストラーゼンがまくっていったところでも我慢し、一呼吸おいてスパートを開始した。4コーナー手前では早くも外の4番手。直線で北村友一騎手のアクションに応えると、鋭い脚で坂を駆け上がり、2着のジョバンニとの差を広げてゴールした。

　デビュー戦、さらに2戦目のG2東スポ杯2歳Sを快勝した実力を見せつけたレース内容に、ネット上のファンからは「めちゃ強え～」「脱帽です」「相当の器やな」「積んでるエンジンが違って笑っちゃった」「誰が勝てんだ、こんなの」など、あまりの内容に呆れるような声も。「クロワデュノール2冠確定的な強さだなあ」「三冠馬だろこんなん」「もうクラシック決まったな」といった来春以降の活躍を予感する声も上がった。

　2着のジョバンニは6番人気、3着に粘ったファウストラーゼンはブービー17番人気という激走とあって、ファンからは「3着誰ですか笑」「ファウストラーゼンなんでぇえ！！！」「穴の中の穴」「明日の東京大賞典しか残っていない…」と落胆の声も広がった。