[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

「4角の抜群の手応え見て」 “史上最強世代”を鬼脚で撃破、ドウデュースの伝説決着に甦る衝撃

来年から社台スタリオンステーション(SS)で種牡馬入りが決まったG1・5勝馬ドウデュース(牡5・友道、父ハーツクライ)。2歳は朝日杯FS、3歳は日本ダービー、4歳は有馬記念、5歳では天皇賞・秋、ジャパンカップと、4年連続に加え、1600メートルから2500メートルの距離でG1を勝つという万能性や完成度、成長力を兼ね備えた名馬だった。3歳の日本ダービーでは、後の世界最強馬イクイノックス含め出走馬18頭中17頭が重賞勝ちという異例の快挙を達成した“史上最強世代”の頂点に立った。これが改めて注目を浴び「伝説的決着」「4角の抜群の手応えを見て」などの声が上がっている。

2022年日本ダービーを制したドウデュース【写真:産経新聞社】
2022年日本ダービーを制したドウデュース【写真:産経新聞社】

ドウデュースの功績を振り返る

 来年から社台スタリオンステーション(SS)で種牡馬入りが決まったG1・5勝馬ドウデュース(牡5・友道、父ハーツクライ)。2歳は朝日杯FS、3歳は日本ダービー、4歳は有馬記念、5歳では天皇賞・秋、ジャパンカップと、4年連続に加え、1600メートルから2500メートルの距離でG1を勝つという万能性や完成度、成長力を兼ね備えた名馬だった。3歳の日本ダービーでは、後の世界最強馬イクイノックス含め出走馬18頭中17頭が重賞勝ちという異例の快挙を達成した“史上最強世代”の頂点に立った。これが改めて注目を浴び「伝説的決着」「4角の抜群の手応えを見て」などの声が上がっている。

 ドウデュースは鞍上に武豊を迎え、21年9月の小倉でデビューした。1番人気の期待に応え、新馬勝ちすると、2戦目のアイビーSでも完勝。無傷で2歳マイル王決定戦・朝日杯FSに臨んだ。中団待機から直線で外に持ち出されると、見事な末脚で差し切り、G1勝利を収めた。

 3歳になると目標はクラシックへ。弥生賞は2着、皐月賞は3着と差し切れない展開が続いて迎えた日本ダービー。13番からスタートしたドウデュースは後方待機でレースを進めた。1000メートル通過が58.9秒と締まった流れ。ドウデュースは動かず、最後の直線を迎えた。抜群の手応えで外に持ち出すと、一気に加速して前の馬を飲み込んでいく。後の菊花賞馬アスクビクターモアを捉えると先頭に。後ろからは後の世界最強馬イクイノックスが猛追してくるが、振り切ってゴールイン。武の右手が上がり、大歓声に包まれた。2分21秒9はダービーレコードとなった。

 今となっては伝説の2022年日本ダービー。ドウデュースの引退に合わせて多くのファンが見返し、ネット上には衝撃や感動の声が寄せられていた。

「伝説的決着」
「自然と涙出た」
「ダービーの良さのすべてが詰め込まれたレース」
「本当に衝撃受けた」
「直線の手応えを見るだけでビール3杯は飲める」
「4角の抜群の手応えを見て、ドウデュースが勝つと分かった」

 ドウデュースは初年度種付け料が1000万円となることが、繋養先の社台SSで発表された。産駒は2028年のデビューが予定される。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS ACADEMY

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集