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引退から5年、元甲子園球児が衝撃153kmでプロ野球大物斬り 「緊張しました」内田聖人が回顧

22日にベルーナドームでエキシビションマッチ「立川×名球会ベースボールフェスティバル」が行われた。早実、早大などで投手として活躍した内田聖人さんが登板。最速153キロを計測し球場を沸かせたが、「及第点かなと思います」と振り返った。

内田聖人氏【写真:白永崇大】
内田聖人氏【写真:白永崇大】

内田聖人さんが球界レジェンドと対戦

 22日にベルーナドームでエキシビションマッチ「立川×名球会ベースボールフェスティバル」が行われた。早実、早大などで投手として活躍した内田聖人さんが登板。最速153キロを計測し球場を沸かせたが、「及第点かなと思います」と振り返った。

 名球会というプロ野球の伝説選手が集まる試合に登板した内田さん。先頭を歩かせるもその後は圧巻の投球。メジャーでも活躍した井口資仁さんに153キロの速球を投げ込んだ。電光掲示板の表示に球場はざわめき。1回を無安打無失点で抑えた。

 THE ANSWERの取材に対し、内田さんは「久しぶりの対戦形式で、更に相手が偉大すぎる方々だったので、緊張しました」と回顧。「先頭駒田徳広さんに対して初球151キロが出て、そこから力みすぎてフォアボールを与えてしまいましたが、田中幸雄さん、古田敦也さん、井口資仁さんとその後3人を抑えることができ、嬉しいというより、本当に楽しい気持ちでした」とプロ野球で2000安打以上を放ったレジェンドたちとの対戦を振り返った。

 最速153キロについては、「名球会の方々や観客の皆様も盛り上がっているのは感じたので及第点かなと思います」とし、「最速(155キロ)を超すことができなかったのでとても悔しいです。練習します」と納得いかない様子だった。

 内田さんは早実で2年夏に甲子園出場。早大1年春に全国優勝などを経験し、在学中に150キロを記録。社会人野球のJX-ENEOSから米独立リーグ挑戦を経て、25歳で19年に現役引退した後は指導者に転身。ピッチングストラテジストの肩書で活動し、自らを実験台にしたトレーニング理論を発信している。主宰するオンラインサロン「NEOREBASE」には、米大リーグ、メッツの千賀滉大ら現役プロ選手も多数参加し、話題を集めている。

 引退後、独自のトレーニングで、最速は硬式154キロ、軟式155キロにまでアップ。2022年8月には独立リーグの四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスの本拠地試合(愛媛マンダリンパイレーツ戦)始球式で150キロをマーク。日本ハム・新庄剛志監督が現役引退後の2008年に36歳で記録した145キロを上回っていた。

(THE ANSWER編集部)

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