M-1に3人の五輪メダリストが登場

　年末の恒例生番組に現れた大物アスリートが視聴者を驚かせた。“漫才日本一”を決める「M-1グランプリ2024」の決勝が22日に行われ、テレビ朝日系列で生中継された。パリ五輪柔道男子66キロ級金メダルの阿部一二三はネタ順を決める抽選プレゼンターに登場。まさかの引きに「不正したろって思ってもここまでやらんだろwww」「オモロすぎる」と衝撃の声が集まっている。

　ネタ前から騒然となった。順番を決める笑神籤（えみくじ）を引くプレゼンターに阿部が登場。緊張感漂う中最初に引いたの令和ロマンだった。昨年の王者にして、2年連続のトップバッター。まさかの“神引き”に阿部も笑みがこぼれた。2回目では昨年の準優勝であるヤーレンズ、4年連続進出と決勝の常連となった真空ジェシカを引き当てる豪運を見せつけた。

　笑神籤のプレゼンターには阿部含め3選手が登場。2人目は卓球女子シングルスで銅、団体で銀メダルを獲得した早田ひな。編み込みの入ったヘアスタイルと、ウールのトップスとスカート姿だった。ラストは体操男子団体金メダルの萱和磨。M-1のことを「芸人のオリンピック」と、粋なフレーズを残した。

　超人気番組にふさわしい大物アスリートの共演にネット上の視聴者も仰天。「急な登場にビックリ！」「流石にやりすぎ」「不正したろって思ってもここまでやらんだろwww」「オモロすぎる」「髪型も衣装もめちゃくちゃ可愛くて天才なんですけど」「萱選手の言う通り、M-1は芸人のオリンピックであり、甲子園だよなぁ」など3選手に様々なコメントが寄せられていた。

　また、阿部一二三に対しては「今回の神回作ったのは阿部一二三の貢献もあると思う」「M-1 2024を神回にしたのは阿部一二三」「阿部さんが神回にした」とトップバッターに令和ロマンを引き当てた“神引き”を称賛する声も相次いでいた。