全国高校駅伝

　女子全国高校駅伝は22日、たけびしスタジアム京都発着で行われ、東大阪大敬愛（大阪）の久保凛が2区で区間賞を獲得。ファンからは「800メートル専門やのに」と驚きの声が上げられている。

　女子800メートル日本記録保持者の久保は21位でタスキを受けるとハイペースで走行。4.0975キロの短い区間でグングンと順位を上げ、5位でタスキを渡した。圧巻の16人抜き。実力を発揮した。

　久保は12分47秒で区間賞を獲得。区間記録はムッソーニ（世羅）の12分15秒、日本人最速は06年小林祐梨子（須磨学園）の12分35秒で、更新はならなかったが、ネット上のファンは衝撃を受けた様子だった。

「800メートル専門やのに素質はすごいなぁ」
「800の久保凛選手が4kmを区間賞ってすごすぎる！」
「久保凛ちゃん次元が違いますね…」
「久保凛やっぱすげえわ、別格すぎる」
「久保凛選手フォームが美しい～　16人抜き圧倒的すぎる」

　久保は「日本陸連　アスレティックス・アワード　2024」で新人賞（日本陸連選出/東京運動記者クラブ選出）を受賞。19日の授賞式では「東京世界陸上では日の丸を背負って戦えるように、日々精進してまいります」と語っていた。