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「駅伝も凄く好きですが…」 陸上界の18歳新星が描く春の駒大生活、落合晃「世界で勝負したい」

日本陸上競技連盟は19日、都内のホテルで「日本陸連 アスレティックス・アワード 2024」の授賞式を行った。男子800メートル日本記録保持者の落合晃(滋賀学園高3年)は、新人賞(日本陸連選出/東京運動記者クラブ選出)を受賞。来春進学する駒大で世界と戦う選手に成長することを思い描いた。2007年にスタートした同アワードは今回が18回目となる。

授賞式でスピーチをした落合晃【写真:日本陸上競技連盟/フォート・キシモト】
授賞式でスピーチをした落合晃【写真:日本陸上競技連盟/フォート・キシモト】

陸連アワード

 日本陸上競技連盟は19日、都内のホテルで「日本陸連 アスレティックス・アワード 2024」の授賞式を行った。男子800メートル日本記録保持者の落合晃(滋賀学園高3年)は、新人賞(日本陸連選出/東京運動記者クラブ選出)を受賞。来春進学する駒大で世界と戦う選手に成長することを思い描いた。2007年にスタートした同アワードは今回が18回目となる。

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 落合はブレザーの学生服で登壇。「この度はこのような素晴らしい賞をいただいて光栄に思います」と緊張した面持ちで語った。終了後は「レースより緊張した」と照れ笑い。「パリで結果を残した方々と会えて刺激になった」と初出席で感激した。

 6月の日本選手権で高校生ながら優勝。7月の全国高校総体では日本記録1分44秒80を樹立し、同種目のU20日本記録も今季3度更新した。初の世界大会出場となったU20世界陸上(ペルー・リマ)で銅メダル。U20アジア選手権も金メダルに輝き「日本記録更新で1年間やってきたことが間違っていなかったと思えた」と頷いた。

 春から駒大に進学。大八木弘明総監督からオファーをもらい、「世界で戦う方々がいて、自分も世界で勝負したいと思った。世界を意識したチームで一緒にやらせてもらえる。高校だけの選手だなと言われないように結果を出したい」と決意した。駅伝の名門でもあるものの、「駅伝も凄く好きですが、まずは東京世界陸上で結果を」と来年9月の大舞台をターゲットにする。

 冬はスピード持久力を磨くため、筋力アップよりバイクなどのスピード練習に軸足を置く。海外レースにも出場。「まずは標準記録(1分44秒50)突破したい」と18歳の新星がステップアップを狙う。

(THE ANSWER編集部)


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