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やり投げ五輪女王・北口榛花、まさかの柔道に挑戦 練習に取り入れ「投げてはいない、アハハ!」

日本陸上競技連盟は19日、都内のホテルで「日本陸連 アスレティックス・アワード 2024」の授賞式を行った。MVPに当たる「アスリート・オブ・ザ・イヤー」は、8月のパリ五輪女子やり投げで金メダルの快挙を達成した26歳の北口榛花(JAL)が2年連続2度目の受賞。2007年にスタートした同アワードは今回が18回目となる。

授賞式でスピーチをする北口榛花【写真:日本陸上競技連盟/フォート・キシモト】
授賞式でスピーチをする北口榛花【写真:日本陸上競技連盟/フォート・キシモト】

陸連アワード

 日本陸上競技連盟は19日、都内のホテルで「日本陸連 アスレティックス・アワード 2024」の授賞式を行った。MVPに当たる「アスリート・オブ・ザ・イヤー」は、8月のパリ五輪女子やり投げで金メダルの快挙を達成した26歳の北口榛花(JAL)が2年連続2度目の受賞。2007年にスタートした同アワードは今回が18回目となる。

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 北口は晴れの舞台に肩を出した黒のドレスで登壇。受賞スピーチでは「こんな晴れやかな場所で言うことではないと思いますが」とした上で「今年も嬉しい結果ばかりでしたが、今シーズンを通して凄く苦しくて、できればこのようなシーズンはもう二度と来なくていいと思うくらいの一年でした」と苦笑い。それだけ苦しんだシーズンだった。

 さらに「このような一年はもういらない。今回のような一年をもう一度繰り返さないようにずっと反省し続けているオフシーズン」と会場の笑いを誘った。世界陸上、五輪も制してモチベーションの低下を指摘されることも。「目指すものがないんじゃないかと心配されますが、全然そんな心配はいらなくて(笑)。ただただ、やりをもっと遠くに飛ばしたいという気持ちで、夢の70メートルに向かって頑張っていきます」と飛躍を誓った。

 式典後も取材に応じ、「去年の世界陸上は嬉しい気持ち。今年は安堵。同じ金でも違う気持ちがあるんだなと思った」と振り返った。モチベーション維持について「陸上は記録があるので、タイトルに関係なく上を目指せるのが魅力」と強調。「もちろんメダルも嬉しいけど、何より記録が出ることが嬉しい。目指すものがたくさんあると思っています」と陸上の面白さを届けた。

 一方、今季は昨年9月にマークした日本記録67メートル38を更新できず。海外転戦を続ける中で「世界記録を出す種目は盛り上がるし、たくさんの人が見に来る。知ってもらうことが必要」と記録更新の重要性を痛感。そのために現在は他競技からヒントを得ている。

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