ド軍のオフ動向が意外な場所から“漏洩”「正直言うと…」 ヤ軍移籍の30歳が舞台裏を告白
米大リーグのヤンキースに、ブルワーズからトレード移籍したデビン・ウィリアムズ投手が意外な事実を告白した。新天地で地元メディアの取材に対し「LAに行くと思っていた」とドジャース行きが間近だったと明かしている。
元ブルワーズのデビン・ウィリアムズが告白
米大リーグのヤンキースに、ブルワーズからトレード移籍したデビン・ウィリアムズ投手が意外な事実を告白した。新天地で地元メディアの取材に対し「LAに行くと思っていた」とドジャース行きが間近だったと明かしている。
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ウィリアムズはブルワーズで2度の最優秀救援投手に輝くなど、絶対的な守護神として活躍していた30歳の右腕。13日にヤンキースの左腕ネスター・コルテス投手、マイナーのカレブ・ダービン内野手プラス金銭との交換で移籍が決まった。
ニューヨークの地元テレビ局「スポーツネット・ニューヨーク」のヤンキース専門Xがウィリアムズのインタビュー動画を公開。この中で「このこと(移籍)はあなたにも情報が入っていましたか? 可能性があると思っていましたか?」と問われると、「正直に言うと、全く思っていなかったよ」と回答した。
さらに「なんとなくLAに行くと思っていた。そう言われていたので」と、一度はドジャース行きを告げられていたと告白。だが最終的には「ヤンキースが密かにトレードを成立させたんだ」と、ワールドシリーズを戦った2球団の“暗闘”の一端を明かした。
また、ウィリアムズはトレードを知らされた状況について「ジムに行くところだったんだ」と笑う。「衝撃だったよ。でもこのチームでプレーできるのはとんでもない名誉だ。野球界にこれ以上のチームは存在しない。ここに来られて嬉しいよ」としている。
ドジャースは、サイ・ヤング賞2度の実績を持つブレイク・スネル投手と、5年総額1億8200万ドル(約279億円)という巨額契約を結ぶなど、ワールドシリーズ連覇に向けてオフの補強戦線でも精力的に動いている。水面下でのウィリアムズ獲得工作が、意外な形で“漏洩”してしまった。
(THE ANSWER編集部)