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引退レースで最強になった名牝「ワケわからんほど強かった」 ハーツ産駒の覚醒、衝撃の5馬身差圧勝

中央競馬の総決算となる第69回G1有馬記念(芝2500メートル)が22日に中山競馬場で発走となる。16頭中11頭がG1馬という超豪華なメンバーがそろった2019年。人気こそ1つ年下のアーモンドアイに譲ったが、突き抜けたのは5歳牝馬のリスグラシュー(父ハーツクライ、矢作)だった。圧巻の内容に「訳わからんほど強かった」「牝馬最強って言われても納得できる」などの声が上がっている。

突き抜けた5歳牝馬のリスグラシュー【写真:産経新聞社】
突き抜けた5歳牝馬のリスグラシュー【写真:産経新聞社】

G1有馬記念が22日に発走

 中央競馬の総決算となる第69回G1有馬記念(芝2500メートル)が22日に中山競馬場で発走となる。16頭中11頭がG1馬という超豪華なメンバーがそろった2019年。人気こそ1つ年下のアーモンドアイに譲ったが、突き抜けたのは5歳牝馬のリスグラシュー(父ハーツクライ、矢作)だった。圧巻の内容に「訳わからんほど強かった」「牝馬最強って言われても納得できる」などの声が上がっている。

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 リスグラシューはG1では惜しくも勝てないレースが続く善戦ホースの一面があったが、4歳秋のエリザベス女王杯で待望のG1初勝利。その後は海外遠征などを経験し、覚醒の序章は5歳の宝塚記念。2番手から悠々押し切り勝利すると、秋は豪州の伝統G1であるコックスプレートに挑戦。小回りコースで後方からになったが、直線で一気に突き抜けた。そして、引退レースの有馬記念を迎えた。

 コンビでG1連勝中だったダミアン・レーン騎手を鞍上に迎えたリスグラシューは中団を追走。1000メートル通過が58秒5というハイペースを内ラチで構えていた。徐々にばらける馬群。それでもリスグラシューはインで溜めたまま、4コーナーで内から外に綺麗に持ち出すと、豪脚を爆発させた。単勝1.5倍のアーモンドアイなど歴戦の強豪馬たちをたちまち飲み込み、5馬身差で圧勝した。

 有馬記念ウィークということで、リスグラシューの名レースに懐かしむネット上の競馬ファンが続出。軽く促しただけで突き抜けた豪脚に驚きの声が相次いだ。

「覚醒しきったハーツクライ産駒は手がつけれない」
「例えディープが出ていても…」
「爆発的な瞬発力だよね」
「覚醒したリスグラシュー負ける気がしない」
「抜けた存在だった」
「牝馬最強って言われても納得できる」
「覚醒リスグラシューって訳わからんほど強かった印象」

 今年はG1馬が10頭も集結する超豪華メンバー。ハーツクライ産駒からは史上3頭目の秋古馬三冠制覇が注目されるドウデュースとダノンベルーガが出走予定。スワーヴリチャード産駒で、ハーツの孫になる菊花賞馬アーバンシックやホープフルSを制したレガレイラも虎視眈々と王座を狙っている。

(THE ANSWER編集部)

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