「歴代最強の勝ちっぷり」 引退レースで4角捲って8馬身差圧勝、キャラも愛された破天荒な怪物
中央競馬の総決算となる第69回G1有馬記念(芝2500メートル)が22日に中山競馬場で発走となる。11年前、引退レースで衝撃的な勝利を収めたオルフェーヴル(父ステイゴールド、池江)。牡馬3冠や凱旋門賞でも大善戦した一方、破天荒なキャラでも愛された黄金の怪物の最後の有馬記念は、8馬身ちぎった衝撃の勝ちっぷりだった。
G1有馬記念が22日に発走
中央競馬の総決算となる第69回G1有馬記念(芝2500メートル)が22日に中山競馬場で発走となる。11年前、引退レースで衝撃的な勝利を収めたオルフェーヴル(父ステイゴールド、池江)。牡馬3冠や凱旋門賞でも大善戦した一方、破天荒なキャラでも愛された黄金の怪物の最後の有馬記念は、8馬身ちぎった衝撃の勝ちっぷりだった。
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2013年の有馬記念の注目点はフランス帰りで、このレースをもって引退と表明していたオルフェーヴルだった。牡馬3冠で有馬記念、宝塚記念などの実績を持つ名馬。5歳シーズンは宝塚記念回避など順調には行かず、秋は2年連続でフォワ賞を勝利し、凱旋門賞に挑戦するも2着に終わった。そうして帰国して迎えた有馬記念。鞍上は池添謙一騎手に戻り、単勝1.6倍の1番人気となった。
まずまずのスタートから後方にポジションを取ったオルフェーヴル。じっくりと脚を溜めると3コーナーから徐々に上がっていく。同じステイゴールド産駒のゴールドシップを抜き去るとさらに加速。4コーナーから豪快に捲って最終直線ではもう先頭。動く池添の手綱、抜群の手応えから解き放たれると、あとは独壇場だった。楽々とリードを広げ、2着ウインバリアシオンに8馬身もの差をつける圧勝劇。恐るべき強さを見せつけ、最強のままターフを去った。
有馬記念ウィークということで、オルフェーヴルのレースに懐かしむネット上の競馬ファンが続出。衝撃を思い出したかのような声が寄せられた。
「私の好きな競馬のレース」
「4角の手応え今見てもヤバすぎる」
「過去最高のパフォーマンス」
「一生忘れない有馬記念」
「歴代最強の勝ちっぷり」
「やっぱオルフェの有馬が1番えぐいな」
今年はG1馬が10頭も集結する超豪華メンバー。ハーツクライ産駒のドウデュースの史上3頭目の秋古馬三冠制覇が注目されるが、菊花賞制したアーバンシック、今年のダービー馬ダノンデサイルなど国内屈指の実力馬たちが虎視眈々と王座を狙っている。
(THE ANSWER編集部)