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F1角田裕毅は「大きな進歩を遂げた」 RB代表が“昇格説”に言及「準備ができていないと言うのは嘘」

自動車レースのF1は現地8日、今季最終戦のアブダビGP決勝を行い、唯一の日本人ドライバー角田裕毅(RB)は12位でノーポイント。F1参戦4年目のシーズンは30ポイントを挙げ、ドライバーズランキング12位で終えた。オフに入る前に注目されるのが、来季はどのチームで走るかだ。親チームのレッドブル昇格説がささやかれる中、チーム幹部は角田の進化を認める言葉を残した。

角田裕毅【写真:ロイター】
角田裕毅【写真:ロイター】

RB代表メキーズ氏、感情面の進化を評価

 自動車レースのF1は現地8日、今季最終戦のアブダビGP決勝を行い、唯一の日本人ドライバー角田裕毅(RB)は12位でノーポイント。F1参戦4年目のシーズンは30ポイントを挙げ、ドライバーズランキング12位で終えた。オフに入る前に注目されるのが、来季はどのチームで走るかだ。親チームのレッドブル昇格説がささやかれる中、チーム幹部は角田の進化を認める言葉を残した。

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 英国のモータースポーツ専門メディア「ザ・レース」が「ツノダがレッドブルのシートにはまだ早いと言うと“嘘”になる」という見出しで伝えている。

 記事は「レッドブルはツノダの速さを認めているが、彼が感情的すぎること、またプレッシャーのもとではミスを犯しやすく、マックス・フェルスタッペンのチームメートとしてやっていけるか心配している」と、角田には魅力も克服すべき点もあると指摘する一方、レッドブルのチーム内には新たな見方が生まれているともした。

 10日からアブダビで行われるテストで、角田はレッドブルのマシンをドライブする。これについてレッドブル側は「エンジンパートナー(ホンダ)への便宜であり、2025年ドライバーとしてのツノダを評価するためのものではない」としてきた。ただRB代表のローレン・メキーズ氏はここに来て「疑問視していた彼の素質について好意的に語っている」のだという。

 メキーズ氏は「角田はレッドブルの環境に準備できているのか」という質問に対し「妥当な質問だ。 もしドライバーが今現在のスピードのレベルでパフォーマンスを発揮しているのであれば、彼がもっと速いものに挑戦する準備をできていないと言うのは嘘になる。 それは嘘になる」と答えたという。

 さらに「彼はブラジルであの車を予選3位につけて、ラスベガスでは予選7位につけた。彼がもっと速い車に乗る準備ができていないなんて誰が言える? もちろん、彼はもっと速い車を手に入れる準備ができている」とし、今季ドライブしたRBよりも速いマシンを与えられるべきだとした。

 続けて、これまで問題視されてきたレース中に感情的になってしまう点についても「彼が“車の外”でやっていることに関しては、そうだね、フィードバックという点でも、感情のコントロールという点でも、彼は大きな進歩を遂げた」と、変化を高く評価している模様だ。

(THE ANSWER編集部)


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