羽生結弦さん、30歳の誕生日に全国ツアー開幕「誕生日です!ワーイ!」 満員の観客スタオベ&バースデーソングのお返し
フィギュアスケート男子で2014年ソチ、18年平昌と五輪連覇を達成しているプロスケーター・羽生結弦さんが出演・制作総指揮するアイスストーリー第3弾「ICE STORY 3rd -Echoes of Life- TOUR」が7日、さいたまスーパーアリーナで開幕した。9日、11日にも同会場で開催され、1月に広島、2月に千葉を回る全国ツアー。この日が30歳の誕生日となった羽生さんの魂の滑りに、満員の観客がスタンディングオベーションを送った。
全国ツアー「ICE STORY 3rd -Echoes of Life- TOUR」が開幕
フィギュアスケート男子で2014年ソチ、18年平昌と五輪連覇を達成しているプロスケーター・羽生結弦さんが出演・制作総指揮するアイスストーリー第3弾「ICE STORY 3rd -Echoes of Life- TOUR」が7日、さいたまスーパーアリーナで開幕した。9日、11日にも同会場で開催され、1月に広島、2月に千葉を回る全国ツアー。この日が30歳の誕生日となった羽生さんの魂の滑りに、満員の観客がスタンディングオベーションを送った。
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開演4時間以上前からさいたまスーパーアリーナにはファンが集結。中国、韓国など海外から訪れた観客も珍しくなかった。客席は満員。黒い衣装の羽生さんがリンクに降りると、拍手と歓声が沸き起こった。「命とは、なんだ?」「生まれるとは、何?」など、問いの答えを探し求める物語。衣装、音響、照明、映像など全てにこだわりを詰め込み、その中心で羽生さんが優雅に舞った。
リズミカルなステップ、高く美しいジャンプで会場のボルテージを上げたかと思えば、ピアノ演奏に合わせてのしっとりとした滑りでも観客を魅了。「バラード第1番」「ダニーボーイ」などを演じ、最後まで観客を楽しませた。
羽生はリンクで深々と一礼。「いろんな方々がこの公演を楽しみにしてくださる。期待、プレッシャー、重責、皆でいろんなことを感じながらほんとにほんとに、時間もエネルギーもたくさん使って作り上げてきました。ちょっとでもこの公演が皆さんの中で生きる糧になればいいなと思います」と願った。
「ほんとに緊張しました。胃の中が裏と表が反対になりそうなくらい、グルンってなりそうなくらい緊張して緊張してたまらなかったです。皆で一生懸命作ってきてよかったなと、達成感を非常に感じている」と話した。
この日で30歳を迎え、「誕生日です!ワーイ!」「生まれたぁ!生まれたよぉ!」と自ら切り出した。「ハッピーバースデーを歌ってください」と観客にリクエスト。数万人から“お返し”のバースデーソングを浴び、笑顔になった。
アンコールでは「Let Me Entertain You」「阿修羅ちゃん」に続き、「僕にとって大事な大事なプログラム」という「SEIMEI」も披露。スタンディングオベーションを浴びて幕を閉じた。
羽生さんは北京五輪に出場した2022年、7月にプロ転向を発表。同11月から初の単独公演「プロローグ」を横浜、八戸で開催した。2023年2月26日には、スケーター史上初となる東京ドーム単独公演「Yuzuru Hanyu ICE STORY 2023 GIFT at Tokyo Dome」を開催。その後には単独公演第3弾「Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd “RE_PRAY”TOUR」を埼玉・佐賀・横浜で開催した。2024年4月に“RE_PRAY” TOUR 追加公演 宮城公演を開催している。
(THE ANSWER編集部)