大谷翔平にポルシェをもらった同僚妻の挨拶

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は2024年も伝説を生んだ。移籍1年目に54本塁打、59盗塁で史上初の「50-50」を達成し、ワールドシリーズ制覇に貢献。日米で多くのファンを魅了した中、グラウンド内外で生まれた名珍場面を振り返る。大谷に背番号17を譲り、ポルシェをもらったジョー・ケリー投手の妻・アシュリーさんの挨拶が話題に。他にも妻・真美子さんと一緒に対面した超大物女性も脚光を浴びていた。

【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継！

○1月、ポルシェをもらったアシュリーさんの挨拶

　大谷は背番号17を譲ってもらったお礼として、ケリーの妻・アシュリーさんにポルシェをプレゼントした。アシュリーさんは新年の挨拶でインスタグラムに家族写真を投稿。「あなた方の新年が平和と、幸福と、たくさんの愛と、あなたの大切な人とのクオリティタイムと、玄関先へのポルシェの贈り物で満たされますように」とし、家族の名前も一人ひとり記した。しかし、末っ子のカイ君は「ショウカイ」と記載していた。

　実は、アシュリーさんは大谷の移籍発表前から背番号を譲る「Ohtake17」キャンペーンを実施。「このために息子の名前も改名しておいたわ」とカイ君を「ショウカイ」に変えるジョークを繰り出していた。それから年をまたぎ、家族写真とともに公にしたまさかの行動が日米で話題に。コメント欄では「ショウカイって（笑）」「最高だわ！　特にショウカイ……」と米アカウントの笑いが起きていた。

○3月、超大物女性と対面

　新天地で交友が広がった大谷。開幕前には妻・真美子さんとともに懇親会に参加し、マーク・ウォルターオーナーと記念撮影した。ともに写真に納まっていたのは球団の共同オーナーの一人であるビリー・ジーン・キングさん。女子テニ ス界最高の偉人の一人ともされる超大物だった。

　球団カメラマンのジョン・スーフー氏がインスタグラムで画像を公開。日本のファンからは「超大物だから大谷さんの奥さんがちょっと緊張した表情なのも分かる」「大谷くんご夫妻とレジェンドが並ぶ日が来るなんて胸熱」と驚きの声が上がっていた。

○4月、首都初見参で衝撃137メートル弾

　ア・リーグからナ・リーグの球団に移籍したことで、これまで対戦が限られていたチームとも相まみえた。メジャー7年目にして全30球場でプレーした。初見参の一つだった首都ワシントンD.C.では、4月23日（日本時間24日）のナショナルズ戦で時速118.7マイル（約191.02キロ）、飛距離450フィート（約137メートル）の衝撃的な6号を右翼席へかっ飛ばした。

　この一発に米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の放送席も仰天。実況のスティーブン・ネルソン氏が「完全なロケットだ！　忘れてくれ」と絶叫し、解説のエリック・キャロス氏も「ハハハハ、ナショナルズ・パークへようこそ」と興奮していた。