16歳男子、陸上100メートル「10秒04」の衝撃「なんだって?!」 +3.4参考も「史上最速レベル」豪州報道
オーストラリアで開催された陸上「全豪学生選手権」の男子100メートルで、16歳のガウト・ガウト(オーストラリア)が10秒04をマーク。追い風3.4メートルの参考記録ではあったものの、圧倒的なスピードに同国の陸上連盟も驚きの声を上げた。決勝では10秒17(追い風0.9メートル)のU18国内新記録を打ち立てて優勝している。
全豪学生選手権
オーストラリアで開催された陸上「全豪学生選手権」の男子100メートルで、16歳のガウト・ガウト(オーストラリア)が10秒04をマーク。追い風3.4メートルの参考記録ではあったものの、圧倒的なスピードに同国の陸上連盟も驚きの声を上げた。決勝では10秒17(追い風0.9メートル)のU18国内新記録を打ち立てて優勝している。
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圧倒的なスピードだった。6選手による男子100メートル予選。ガウトはスタート直後こそ他の選手に先行を許すも、グングン加速してあっという間にトップに。2着以下を大きく引き離し、断トツのフィニッシュを決めた。記録は驚異の10秒04。追い風3.4メートルの参考記録だったが、現地実況席は驚きの声を上げていた。
レース映像を公開したオーストラリア陸上連盟の公式Xでは「ごめん、なんだって?! 10.04? 10代のセンセーション、ガウト・ガウトがU18の100メートル予選で強風にもかかわらず10秒04(+3.4)の壮観なパフォーマンスを見せ、観客を大騒ぎにさせた」と紹介。このタイムは「全ての条件下において、豪州人で史上4番目の速さだ」とも伝えた。
オーストラリアメディア「ニュース.com.au」は「ガウト・ガウトが全豪学生選手権の100メートル予選で非公認の10.04で走る」との見出しで記事を掲載。「ガウト・ガウトが100メートルで16歳による史上最速レベルのタイムを出したが、公式には認められなかった」と伝えた。
「残念ながら、全豪学生選手権の予選で強い追い風が吹いていたことから、ガウトの並外れた10秒04のパフォーマンスはレコードブック上ではアスタリスクがつくことになる」と説明されている。
ガウトは100メートルの世界記録9秒58を誇るウサイン・ボルトと比較されている存在だと同メディアは紹介。オーストラリアのU18記録は「10秒27」だったが、決勝で10秒17をマークして優勝。今度は正式記録となり、オーストラリア新記録を打ち立てた。
(THE ANSWER編集部)