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ドジャースが積極補強の裏で失う2選手「居場所はない」 先発支えた功労者も…米記者「興味を持たなかった」

今季ワールドシリーズを制したドジャースは、オフの補強戦線でも主役だ。サイ・ヤング賞2度の左腕ブレイク・スネル投手を5年総額1億8200万ドル(約273億2000万円)で獲得し、FAとなっているヤンキースのフアン・ソト外野手の獲得候補にも名前が挙がっている。一方、補強が進めばチームが失う選手もいる。米国の敏腕記者は、今季のチームから先発ローテーション候補の2枚が欠けると見ている。

今季ワールドシリーズを制したドジャース【写真:Getty Images】
今季ワールドシリーズを制したドジャース【写真:Getty Images】

2桁勝利2度のビューラー、後半戦の柱フラハティとはお別れ?

 今季ワールドシリーズを制したドジャースは、オフの補強戦線でも主役だ。サイ・ヤング賞2度の左腕ブレイク・スネル投手を5年総額1億8200万ドル(約273億2000万円)で獲得し、FAとなっているヤンキースのフアン・ソト外野手の獲得候補にも名前が挙がっている。一方、補強が進めばチームが失う選手もいる。米国の敏腕記者は、今季のチームから先発ローテーション候補の2枚が欠けると見ている。

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 米専門メディア「ドジャース・ネーション」のYouTubeチャンネルに出演した米紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は、今季16試合に先発し1勝6敗に終わったウォーカー・ビューラー投手について「私には、ビューラーが帰ってくるようには思えない」とした。さらに、今季途中にタイガースからトレード加入し、後半戦の先発陣を支えて6勝したジャック・フラハティ投手についても「同様だ」とした。

 ビューラーは2022年に受けた右肘手術の影響で昨季を全休。今季レギュラーシーズンも低調な成績に終わったものの、2019年に14勝、2021年には16勝を挙げた実績がある30歳だ。

 ナイチンゲール記者は「ドジャースはクオリファイング・オファーを提示すればビューラーをキープすることができた。おそらく(年俸)2100万ドル(約31億5000万円)でビューラーも受け入れていただろう。多分彼らは話し合い、1500万ドル(約22億5000万円)あたりでオファーしたのだろう。彼は興味を持たなかった」と、金銭的な折り合いがついていないと見ている。

 さらに「だから、他のチームがビューラーに飛びつくだろう。2年目の選手オプションとともに、高給な1年契約を提示するだろう。彼はポストシーズンで素晴らしかった」として、短期契約での他球団移籍が濃厚だとした。ビューラーはポストシーズン4試合に登板し1勝1敗、防御率3.60。特にヤンキースとのワールドシリーズでは10月28日(日本時間29日)の第3戦に先発し、5回を2安打無失点という快投を披露した。

 2人とも、すでに大リーグで実力を証明している投手。ナイチンゲール記者は「素晴らしいチームプレイヤーだ。だが入り込む余地はあるだろうか?」として、すでにドジャースに居場所はないとした。「すでにドジャースには7、8人の先発投手がいる。日本のロウキ・ササキのような若い投手を獲得すれば、本当に彼やフラハティに居場所はない」と、ロッテから大リーグ移籍を目指す佐々木朗希投手の加入があれば、さらに残留は難しくなるとした。

(THE ANSWER編集部)


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