ドジャースに超大物移籍の噂、ポジション重複のマンシーが明かしたチーム愛 「どこでも出るよ」
大リーグ通算341本塁打の強打者、カージナルスのノーラン・アレナド内野手がトレード市場に出されていると、複数の米メディアが報じている。その移籍先の候補には、今季ワールドシリーズを制したドジャースも含まれるという。もしこの話が実現した場合、問題となるのがポジションの重複。三塁を争う可能性があるマックス・マンシー内野手は「彼らが望むポジションならどこでも出る」と、ドジャース愛あふれる言葉を残している。
通算341発の強打者アレナド、もしドジャース入りなら三塁はどうなる?
大リーグ通算341本塁打の強打者、カージナルスのノーラン・アレナド内野手がトレード市場に出されていると、複数の米メディアが報じている。その移籍先の候補には、今季ワールドシリーズを制したドジャースも含まれるという。もしこの話が実現した場合、問題となるのがポジションの重複。三塁を争う可能性があるマックス・マンシー内野手は「彼らが望むポジションならどこでも出る」と、ドジャース愛あふれる言葉を残している。
マンシーは今季、負傷による長期離脱もあって73試合出場で打率.232、15本塁打に終わったものの、守備に就いた72試合は全て三塁手。昨季も124試合で三塁を守っている。アレナドは三塁手部門のゴールドグラブ賞を10回獲得した好守でも知られ、もしドジャースに来ることがあればポジションが重なる。
マンシーは米野球専門ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演し、この噂に関する質問に答えている。
ドジャースのフロントについて「ここにいる限り、彼らが誰を連れてきても気にはならない」と絶大な信頼を明らかにした上で「アンドリュー(フリードマン=編成本部長)とブランドン(ゴームズ=GM)は僕のスタンスをとても理解してくれている。僕は『このポジションはやらない、あのポジションでは出たくない、この打順では打たない』なんてことは一度も言ったことはないよ。気にしないからね」と、あくまでチームの望む位置で試合に出ることが選手の本分であるとしている。
続けて「出してくれるのなら、僕は左翼、右翼、三塁、一塁でプレーするよ。彼らが望むポジションならどこでも出るよ。ドジャースのユニフォームを着てフィールドに立っている限り、球場でプレーしている限り、僕にこだわりはない」と、コンバートを受け入れてでもドジャースに残りたいと、熱いチーム愛を口にした。
アレナドの実績については「彼の数字(成績)に目を向ければ、アレナドについて話すというのは、恐らく史上最高である三塁手について話すということ。どれだけ魅力的なものになるか、僕も分かる」と十分すぎるほどに認めている。仮に自らの出場機会が減ることになっても「気にしないよ……。大したことじゃない。僕はチームの勝利を助けたいだけだ」と泣かせる言葉を残した。
(THE ANSWER編集部)