今季も優勝の副賞が話題に

　2024年の国内女子ゴルフ・レギュラーツアーの全日程が終了。今季も華やかな舞台で選手たちが活躍し、ファンを喜ばせた。そんな女子ゴルフ界のコース内外で起きた名珍場面を振り返る。豪華な副賞が注目の的になった。

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〇7月、ミネベアミツミレディスの副賞は970万円高級車

　ミネベアミツミレディスを制した21歳の川崎春花。優勝賞金1800万円に加え副賞として英国の高級車メーカー「ランドローバー」の「DEFENDER」を受け取った。同社公式サイトによると972万円からの一台。身長158センチの川崎が並ぶと、ブルーのイカつい車体が大きく映えている。

　ランドローバーと契約する上田桃子も反応。自身のインスタグラムで「優勝副賞はめちゃくちゃ可愛いディフェンダーだったので春ちゃんにピッタリですね」「おめでとう」とすると、川崎も「桃子さん、ありがとうございます！」とコメントしていた。

○8月、CATレディースの名物副賞とは

　川崎はCATレディースでも優勝。副賞は主催の日本キャタピラー社から贈られる重機「CAT ミニ油圧ショベル303 SR」だった。今大会では毎年重機が贈られることで有名。川崎は、ごつごつとした黄色のボディーの運転席付近に立った。

　名物の副賞に対し、X上の日本人ファンは「どうするんだろ」「重機もらえるんだw」「でか！」「もらってどうすんの」と衝撃を受けていた。

○11月、TOTOジャパンクラシックでは米選手がトイレを熱望

　TOTOジャパンクラシックでは、竹田麗央が通算8勝目＆米ツアー初勝利を挙げた。プレーオフの末に敗れた米ツアー2勝の34歳マリナ・アレックス（米国）は自身のインスタグラムで「何年もLPGAツアーをサポートしてくれたTOTOに感謝します。そして、本当にトイレを望んでいたわ（笑）」と無念の様子だった。

　今大会では優勝副賞として、温水洗浄便座などの製造販売メーカーTOTOがスポンサーを務めていることもあり、優勝者には同社の温水洗浄便座「ネオレストNX」（メーカー希望小売価格77万6600円＝税込）が贈られる。海外から参戦する選手にとっては魅力的な製品のようだった。