河村勇輝に敵地メディアも虜「アーティストだ」 異例のハイライト映像投稿「心は身長を超える」
米プロバスケットボール(NBA)のグリズリーズと2ウェイ契約を結ぶ河村勇輝は11月30日(日本時間12月1日)、下部組織Gリーグのハッスルで敵地スクアドロン戦に先発し、15得点11アシストのダブルダブルを記録した。試合は102-115で敗れたが、敵地メディアは河村を「アーティスト」と称し、「心は身長を超える」と絶賛。わざわざハイライト映像までも投稿する異例の対応を見せている。
Gリーグの敵地スクアドロン戦でダブルダブル
米プロバスケットボール(NBA)のグリズリーズと2ウェイ契約を結ぶ河村勇輝は11月30日(日本時間12月1日)、下部組織Gリーグのハッスルで敵地スクアドロン戦に先発し、15得点11アシストのダブルダブルを記録した。試合は102-115で敗れたが、敵地メディアは河村を「アーティスト」と称し、「心は身長を超える」と絶賛。わざわざハイライト映像までも投稿する異例の対応を見せている。
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相手を完全に翻弄した。試合開始17秒、相手ビッグマンがコースを塞ぐ中、軽く跳びながら右手一本でボールをフワッと浮かせる「フローター」で得点。難易度の高いシュートで先制点をもたらした。5点ビハインドの第4クォーター残り4分48秒には、ディフェンスリバウンドを取ると一気にリング下まで駆け上がり、エンドライン間際で跳びながら後方へロングパス。左ウイングでフリーになっていたジョンソンに通し、3ポイントシュートを演出した。
試合は敗れたものの、この活躍に魅せられたのが敵地メディア。米アラバマ州地元スポーツメディア「バーミンガム・スポーツ」公式Xは「ユウキ・カワムラは、コート上のアーティストだ」と称賛し、「今夜のバーミンガム戦のユウキは、15得点、11アシスト、8リバウンド」と相手選手のスタッツまで記した。さらに「メンフィス・グリズリーズと2ウェイ契約を結んだ、身長5フィート8インチのNBAで最も背が低い選手だ。心は身長を超える」と賛辞を贈り、ハイライト映像さえも投稿した。
2ウェイ契約はGリーグのチームに所属しながらNBAの試合にも出場登録できる。河村は1日(同2日)に行われたグリズリーズの本拠地ペイサーズ戦にも途中出場し、1分19秒プレー。得点、アシストなどはなかった。
(THE ANSWER編集部)