楢崎正剛へ― 川島永嗣から惜別メッセージ「楢さんと過ごした時間は宝物です」
サッカーW杯ロシア大会の日本代表GK川島永嗣(ストラスブール)が10日、インスタグラムを更新。引退を表明した元日本代表GK楢崎正剛とのかつての2ショットを公開し、惜別のメッセージを送っている。
楢崎の背中を追い続けた川島が若き日の2ショットを公開
サッカーW杯ロシア大会の日本代表GK川島永嗣(ストラスブール)が10日、インスタグラムを更新。引退を表明した元日本代表GK楢崎正剛とのかつての2ショットを公開し、惜別のメッセージを送っている。
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8日に現役引退を発表した楢崎。J1歴代最多631試合出場の名GKがユニホームを脱ぐこととなったが、名古屋で、日本代表で共にプレーした川島が思いをつづっている。
楢崎が鬼気迫る表情でボールに向かうシーンを、後ろから見る川島。こうやって7歳年上の楢崎の背中を追い続けてきたのだろう。若き日の2人が同じフレームに納まった1枚の画像を公開し、川島はこうつづっている。
「追いかけ続けてきた大きな背中。選手として、何より人として、楢さんに出逢い共に過ごさせてもらった時間は、僕の人生の最高の宝物です。これからもその背中を追い続けていく事は変わらない。グランパス時代、そして日本代表でも、楢さんが見せ続け、ここまで積み上げて来た日本サッカーへの功績に、後輩ながら最大の賛辞と、そして最大の感謝を伝えたいです」
川島は楢崎と2004年から3年間、名古屋で共にプレー。当時円熟期に合った楢崎の壁は厚く、2番手に甘んじた。しかし、そこで学んだことは大きかった。その後、大きく飛躍し、楢崎の後継者として日本代表のゴールマウスを守ることとなった。
川口能活に続き、楢崎正剛。一時代を築いた名GK達の引退に、川島も感じるところは大きかったようだ。
(THE ANSWER編集部)