WTTファイナルズ福岡

　卓球の国際大会、世界ランキング上位者が出場するWTTファイナルズ福岡は23日、福岡・北九州市立総合体育館で男子シングルス準決勝が行われ、世界ランク7位の張本智和（智和企画）が同2位の林詩棟（中国）に4-3（6-11、3-11、11-8、11-8、10-12、11-5、12-10）で破り、決勝進出を果たした。難敵撃破に日本のファンからは称賛が送られている。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今　2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
（W-ANS ACADEMYへ）

　大熱戦となった準決勝。マッチポイントを握った張本は、「あぁぁ！」と声を上げながら強烈なフォアハンドを連続で打ち込み勝負を決めた。会場からは大歓声。張本は後方を振り返り両腕を広げると、首を左右に振るダンスを披露し、その場に倒れ込んだ。立ち上がると林詩棟と健闘を称え合った。

　X上の日本のファンからは「張本のフォアが化け物じみてて草」「いいもの観せてもらいました！」「張本智和とかいう国の宝」「張本の試合凄すぎて呼吸するの忘れた」「マジでエグすぎる」「今日総合体育館に行った人が羨ましい」などの声が上げられていた。

　24日の決勝では、同1位の王楚欽（中国）とダルコ・ヨルジッチ（スロベニア）の勝者と対戦する。